2021年7月13日

　中部日本放送株式会社（本社：名古屋市中区、代表取締役社長　杉浦正樹）は、昨年12月15日、日本の民間放送局では初めてとなる創立70周年を迎えました。そして、創立の翌年に、日本の民放第一声を発したCBCラジオは、今年9月1日、日本の民放で最初の開局70周年を迎えます。また、ラジオ開局の5年後、東海地方で最初となる民間テレビ放送を開始したCBCテレビは、今年12月1日に、開局65周年を迎えます。
　当社グループでは、昨年4月から来年3月までの2年間を周年期間として位置付け、SDGs（Sustainable Development Goals＝持続可能な開発目標）の考え方を根底とした『未来にワクワクを』というテーマを掲げて、「100年企業」に向けた持続可能な価値の創造を目指した取り組みを進めています。昨年9月には、SDGsの認知向上に向け国連が世界の報道機関に協力を呼びかけている「SDGメディア・コンパクト」に、当地区のメディアとして初めて加盟しました。
　今般、当社グループは今年9月にラジオ開局70周年、12月にテレビ開局65周年を迎えるにあたり、従前の「CBC70周年会議」をさらに発展させ、このSDGsへの取り組みをさらに推進していく組織として、「CBC70周年・SDGs推進会議」（議長：杉浦正樹）を設置いたしました。テレビ・ラジオの番組やイベントなどを通じて、SDGsに関するテーマを積極的に取り上げ、社会課題解決に向けた情報発信を進めていく一方、グループ全体で、未来につながる新たな展開を目指してまいります。

　また、併せて、新型コロナウイルスの感染拡大だけでなく、少子高齢化と人口の減少、広告市場の変化、メディア・デバイスの多様化、テクノロジーの進展など、当社グループを取り巻く経営環境が大きく変わってきている中、放送を含むメディアやテクノロジー全般に関する情報を幅広く集約し、当社グループが次世代メディアに対応していくための課題抽出を行う組織として、「次世代メディアデザイン会議」（議長：杉浦正樹）を設置いたしました。当会議を通じて、メディアおよびコンテンツの価値最大化に向けた研究を進め、当社グループが70年間で築いてきた制作力に基づくコンテンツを軸に、放送、そして、様々なメディアに領域を拡大していくことにより、「地域ナンバーワンのメディアコンテンツグループ」の確立を目指してまいります。