2013年9月19日

「平成25年日本民間放送連盟賞」CM部門／テレビCMで、CBCから出品した「自社媒体PRスポット/あなたにも選ばれたい」（60秒）が、また、番組部門／ラジオ教養番組では、「認知症、元気です～『グループホームなも』の日々」が、それぞれ「優秀」を受賞しました。
表彰は11月6日（水）開催の「第61回民間放送全国大会」式典席上で行われます。

＜テレビ＞
■CM部門　テレビCM「優秀」作品

（1）「自社媒体PRスポット/あなたにも選ばれたい」（60秒）

コマーシャル展開の意図

『選択』についての研究で知られるコロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガーさんによると、「人は1日に平均的に70回の『選択』をしている」と言います。
そこで、2006年にマジック界の全国大会ジャパンカップを制し、去年はロンドンで開かれた世界大会にも出場した日本一のカードマジシャン、丸山真一さんにブランクカード（白紙のカード）の束から一枚のカードを『選択』してもらいますがなぜか『選択』してしまうのは、『CBC』と描かれたカード。
理由は無くても、ついCBCを選んでしまう。
いつもあなたに選ばれる局でありたい、というCBCのメッセージをCMに込めました。

スタッフ

プロデューサー：宇佐美　浩伯
ディレクター：大野　勝己
撮影：安田　耕治〔（株）CBCクリエイション〕
出演：丸山　真一

なお、連盟賞CM部門・テレビCMでCBCの作品が受賞するのは6年連続の快挙です。

【過去作品】

平成20年度・最優秀

｢共和ゴム－ゴム銃名人が愛用するのは･･･｣（共和CM）

平成21年度・優秀

「全力農業！」（岐阜県農業大学校CM）

平成21年度・優秀

「ダルマローソク／灯りを点すだけでなく・・・」（東海蝋燭CM）

平成22年度・優秀

「長い木の橋」（島田市観光協会CM）

平成22年度・優秀

「伝えたい」（トキワ鉛筆CM）

平成23年度・優秀

「足のはやい牛乳」(牧成舎)

平成23年度・優秀

「Japanese Happy Style」(巴屋商店)

平成24年度・優秀

「生まれてくれて　ありがとう」（自社媒体PRスポット）

平成24年度・優秀

「変わりものと言われて」（伊勢パールセンターCM）

お知らせ

CBCホームページ内「ロココロほっとふるさと（http://lococoro-hot-furusato.com/）」にて、CBCの出品作品や過去の受賞作品が閲覧できます。是非ご覧ください。

＜ラジオ＞
■番組部門　ラジオ教養番組　「優秀」作品

「認知症、元気です～『グループホームなも』の日々」

制作意図及び番組内容

厚生労働省によると、現在、認知症の高齢者数は300万人を超えていて、ここ10年間で倍増しています。早急な対策が期待されますが、認知症はどの様な病気で、家族が認知症になった場合にどの様に対応しなければならないかは、まだ周知されていないのが現状です。
名古屋市南区にある南医療生活協同組合「グループホームなも」。ここは、アルツハイマー型認知症のお年寄り8人が共同生活をしている施設で、全国から見学者が訪れるほど注目されています。
ここに暮らす認知症のおばあちゃんたちは、自分たちで炊事・洗濯・掃除などを行います。ここのおばあちゃんの中には、入所当時、会話すらできなかった介護度3から、相手と意思疎通ができる介護度1にまで回復した方もいます。
入所者で、物忘れが激しい認知症の山盛とし子さん（75）。自宅療養の時は険しい顔つきだったとし子さんですが、「なも」での生活で、よくしゃべり、よく笑う様になったといいます。番組では、そんなとし子さんと優しく向きあう職員や家族とのかかわりを通し、認知症高齢者への接し方や認知症という病気への付き合い方を考えます。

スタッフ

プロデューサー：森合　康行〔（株）CBCラジオ〕
ディレクター：菅野　光太郎〔（株）CBCラジオ〕

＜審査員講評抜粋＞

・臨場感のある構成である。
・色々な方を丁寧に取材している。
・コメントがコンパクトでわかりやすい。
・細部への目配りができていて完成度の高い番組である。
・映像で見せなくても音声できちんと説明ができている。
・この番組は認知症を心配している方々に希望を持たせるメッセージがある。
・ナレーションがすばらしい。