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NEWS RELEASE

ニュースリリース

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2012年度

「平成24年日本民間放送連盟賞」番組部門・CM部門で
CBCテレビ・ラジオの4作品が「優秀」を受賞

2012年9月20日

「平成24年日本民間放送連盟賞」CM部門/テレビCMで、CBCから出品した「自社媒体PRスポット/生まれてくれてありがとう」(75秒)と、「伊勢パールセンター/変わりものと言われて」(90秒)が、また、番組部門/ラジオ報道番組では、「ラジオ特集 隙間~おひとりさまを支える現場から」が、CM部門/ラジオCM第1種(20秒以内)では、「花田時計店 時計/雨香~豊かな時間~」が、それぞれ「優秀」を受賞しました。
表彰は11月6日(火)開催の「第60回民間放送全国大会」式典席上で行われます。

<テレビ>
■CM部門 テレビCM「優秀」作品
(1)「自社媒体PRスポット/生まれてくれて ありがとう」(75秒)

コマーシャル展開の意図

【出産は、一生忘れる事のできない瞬間。】
岐阜県 瑞穂市の松永 知恵美さんは、出産の瞬間をカメラに収める「バース・フォトグラファー」。
大きなお腹を嬉しそうになでる母親。
へその緒が付いたまま泣く赤ちゃん。
生まれたばかりの赤ちゃんを優しい眼差しでのぞき込む家族。
松永さんの写真は、どれも生命誕生の喜びに溢れ、見る人を幸せにします。
CMでは、実際にバース・フォトを撮影した親子にご出演頂き、地域の方々に寄り添う放送を続けたいという弊社キャッチコピー「ぴたっ。CBC~ずっといっしょに。」にあわせ親子の絆や命の大切さを訴えます。
これまで以上に命の大切さが見直される時代。
「生まれてくれて ありがとう。」
そんなシンプルなメッセージをこのCMで表現しました。

スタッフ

プロデューサー:藤井 稔
ディレクター・ナレーター:森合 康行
撮影:川瀬 荘司(東海ビデオシステム)
音響効果:今井 志のぶ(東海サウンド)

(2)「伊勢パールセンター/変わりものと言われて」(90秒)

コマーシャル展開の意図

~誰も見向きもしないものにだって、素敵な魅力がある~
三重県二見町の「伊勢パールセンター」は見物客の多い真珠店です。
お目当ては店の一角に飾られた変形真珠のオブジェたち。
養殖の過程で偶然生まれたものに装飾を施し人や動物などに見立てたユニークな作品が人気を博しています。
オブジェを作っているのは店主・小西蔀さん(76)
同業の仲間や長年連れ添った奥さんから「変わりもの」と言われています。
小西さんが長年、夢中で集めているものは、商品にはならない、産業廃棄物である変形真珠だからです。

本CMでは、ついつい見に行きたくなる店の魅力を変形真珠の視点で表現しました。

スタッフ

プロデューサー:藤井 稔
ディレクター:柴田 知宏
ナレーター:古川 枝里子
技術:大岩 聡
撮影:市原 泰則(スクラッチ)
音響効果:近藤 有美(東海サウンド)

なお、連盟賞CM部門のテレビCM部門でCBCの作品が受賞するのは5年連続の快挙です。

【過去作品】

平成20年度・最優秀
「共和ゴム-ゴム銃名人が愛用するのは・・・」(共和CM)
平成21年度・優秀
「全力農業!」(岐阜県農業大学校CM)
平成21年度・優秀
「ダルマローソク/灯りを点すだけでなく・・・」(東海蝋燭CM)
平成22年度・優秀
「長い木の橋」(島田市観光協会CM)
平成22年度・優秀
「伝えたい」(トキワ鉛筆CM)
平成23年度・優秀
「足のはやい牛乳」(牧成舎)
平成23年度・優秀
「Japanese Happy Style」(巴屋商店)

お知らせ

9/20(木)より、CBCホームページ「ロココロほっとふるさと」にて過去の出品作品が閲覧できるようになりました。
是非ご覧ください。

<ラジオ>
■番組部門 ラジオ報道番組 「優秀」作品
「ラジオ特集 隙間~おひとりさまを支える現場から」

制作意図及び番組内容

名古屋市にある「NPO権利擁護支援ぷらっとほーむ」。これは家族の代わりに身寄りのない高齢者の身元保証と、金銭管理、契約の代行など、いわゆる成年後見活動を行っています。ぷらっとほーむを立ち上げたスタッフの1人、元名古屋市中区長の糸柳元英さん(68歳)は「“おひとりさま”への支援は、行政が立ち入ることの難しい部分もあり、行政が見落としている『隙間』だ」と語ります。
糸柳元英さんが担当する福島兼吉さん(82歳)は、認知症で体も不自由です。一つ違いの妹さんがいますが関係は疎遠で、病院への付き添いも糸柳さんが行っています。病院での検査、そして死を迎えるにあたってどのような治療方法をとるかの判断は、 糸柳さんが家族にかわって行わなくてはなりません。
糸柳さんは、一人の人間の人生を背負い人生の最後を見送りました。
番組では、官と民、双方を経験した糸柳さんに一年近く密着、その活動を通して、“おひとりさま”を取り巻く現状を伝えます。認知症の高齢者を支えるために作られた成年後見制度の不備や、“おひとりさま”の支援をNPOまかせにする行政の姿など、さまざまな問題点が浮かび上がってきます。

スタッフ

プロデューサー:山室雅子
ディレクター:菅野光太郎 〔(株)CBCラジオ〕

<審査員講評抜粋>

バランスよく取材ができていて、全体の構成が良い。報道番組として必要な要素が全て入っている。取材対象者の言葉に力があった。高齢者問題に一石を投じるだけでなく、キチンと問題提起ができている。「情」に流されず、聞く側が理解しやすい様に構成されている。行政の問題点を上手く浮き彫りにしていた。葬儀の場面の情景描写が頭の中で画になり良かった。

■CM部門 ラジオCM第1種(20秒以内) 「優秀」作品
「花田時計店 時計/雨香~豊かな時間~」

コマーシャル展開の意図

外出を避けたくなる雨。しかし昔の粋な人はそんな日をわざわざ選んで外出したと言います。
雨香(うこう)。語源は、雨が降ると、桜やバラなど、花の香りが高くなるといわれているところから来ています。わざわざ花の香りを楽しむために外出する先人達。
昔の人は、こころに余裕をもち豊かな時間をすごしていたのだと思いを馳せます。
CMでは、そんな昔の人が楽しんだ豊かな時間をスピード・効率の求められる現代でも感じて欲しいと提案しました。
花田時計店の時計が奏でるアナログな響きは、手にした方へ豊かな時間を提供します。

スタッフ

プロデューサー:山室雅子
ディレクター:森合康行
ナレーター:渡邉美香
音響効果:今井しのぶ(東海サウンド)