ニュースリリース
2009年度
中部日本放送 大石社長年頭記者会見
2010年1月19日
CBC(中部日本放送)の大石幼一社長は、1月19日、CBC本社婦人ホールで年頭記者会見を開きました。社長発言の要旨は、以下の通りです。
【2010年 大石幼一社長 年頭記者会見 発言要旨】
番組制作と放送を通じた地域貢献がわれわれの存在意義
●ローカル番組の制作、無料放送を通じて、視聴者・聴取者、スポンサー企業など、すべてのステークホルダーがハッピーになる「みんなにっこりのオペレーションサイクル」を回し、地域社会に貢献することが、われわれの存在意義。
●その3本柱は「骨太の報道」「信頼ある生活情報」「質の高いエンタテインメント」。
●キー局は、自らのコンテンツを多様な伝送路に流すコンテンツ産業だが、ローカル局は伝送路産業であり、そこを流れるコンテンツの約80%はキー局コンテンツ。独自のコンテンツは約20%。われわれは、その20%の中でも、志の高い「骨太の報道」「信頼ある生活情報」「質の高いエンタテインメント」を提供することにより、デジタル時代、伝送路は多様化しても、地域では、地上波のCBCを選んでもらえるブランド力と存在感を持ちたい。
発想の転換で反転攻勢へ
●CBCの今年の一文字は「転」。発想の“転”換で、反“転”攻勢をかける年に。
●今こそ反転攻勢の時。その根拠は、安売りのデフレスパイラルでは、誰もハッピーにならないことに多くの人が目覚めつつあること。また、インターネットとの比較で昨今やや過小評価気味であったテレビの媒体価値が、やはりテレビは最強のブランド・リーチ・メディアであると再評価されていること。
CBC60周年のキャッチコピーは「ロココロ」
●CBCは、昭和25年12月15日に日本初の民放として創立され、昭和26年9月1日に民放第一声を発した。60周年を迎える今、反転攻勢にうってつけの時期。
●60年間、ずっといっしょに、地域の人たちと共に歩み、地域の人たちに支えられてきたCBC。60周年をきっかけに、その地域を思う気持ち、CBCの心、ローカルの心を「ロココロ」というキャッチコピーで表現。60周年の様々な取り組みを展開していく。