ニュースリリース
2009年度
日本民間放送連盟賞でCBC「家族記念日」が日本一に輝く!!
2009年9月17日
平成21年日本民間放送連盟賞・番組部門・テレビエンターテインメント番組において、CBC「家族記念日」が最優秀賞を獲得しました。全国の地区審査を勝ち抜いた7作品が上映・審査された中央審査会で、CBC「家族記念日」は、5人の審査員全員の支持を集め、見事「最優秀賞」を受賞し、日本一に輝きました。
表彰は、10月27日(火)に都内で開催される第57回民間放送全国大会の式典席上で行なわれます。
また、CBC「家族記念日」は、他にも、第46回ギャラクシー賞テレビ部門・「選奨」、第5回日本放送文化大賞テレビ部門・地区審査において「審査員特別賞」を受賞しています。
*CBCでは、受賞を記念して、9月20日(日)深夜1時10分から「げんせん」で「家族記念日」を再放送します。
「家族記念日」
■プロデューサー:斉藤龍昭 ディレクター:下野賢志 構成:藤井稔
■番組概要:
かけだしのプロカメラマン・浅田政志が、現在夢中になっている仕事は、日本全国から届く「コスプレ家族写真を撮って欲しい」という依頼に応えての写真撮影。
大阪のある家族は、認知症により日々記憶が薄れていくおじいちゃんのために思い出に残るコスプレ家族写真を撮って欲しいと政志に依頼する。
松江に住む一人暮らしのOLは、実家の隠岐島で食堂を閉店する母の退職記念のため、そして東京で母子2人で暮らす母親は、成長した息子との記念写真を撮って欲しいと依頼する。
政志は、それぞれの家族とじっくりと向き合いながら、撮影する場所を決め、コスプレの衣装を考えて撮影に臨む。8年前、何の目的も夢もなく日々を過ごしていた政志が、自らの家族をコスプレさせて撮影した家族写真をきっかけに変わっていったように、今、政志が撮影するコスプレ家族写真は「非日常の記念写真」として、それぞれの家族に、確かな形を残していく。
■審査員講評
<守山美花氏/バレエ評論家・尚美学園大非常勤講師>
最高の写真を撮るためにどうしたらいいかを考える行為に感動させられた。どうしようもなかった男の子が写真界の名誉ある賞を受賞するまでの家族・過程がよかった。感動的な作品だった。
<本橋成一氏/写真家・映画監督>
自分の家族ではなく、他の家族に入っていくところがいい。刺青の彼を堂々と映す、民放ならではの評価できる作品。
<大森望氏/翻訳家・評論家>
簡単に携帯で写真が撮れる時代に、1日かけて1枚をプリントする重み。1枚の写真が家族の記念日を象徴する奇跡の1枚となる。「家族記念日」という番組タイトルもいい。