現代の「自然を畏れない人の生き方」に警鐘を鳴らす脚本家、倉本聰が
日本人の心の拠り所とする神宮に広がる「神宮宮域林」を訪れます。
神宮の樹には、不思議と根をさらすものが多く、
氏はその力強さと妖艶さから樹々の「言の葉」を感じ取り「点描画」にしてゆきます。
「点」は樹々の細胞のようです。点描画には名脚本家の想像力に溢れた言葉が添えられます。
その言葉に樹々の気持ちが込められています。
さて、神宮の樹々は、氏の筆を通して私たちにどのような「言の葉」を寄せるのでしょう。
そこには、人々に対する大切な「問い」があるに違いありません。