大手出版社からスカウト続々…超ハイレベル!まんが甲子園準Vの『イラストレーション部』部員の将来の夢は?

大手出版社からスカウト続々…超ハイレベル!まんが甲子園準Vの『イラストレーション部』部員の将来の夢は?

 愛知県立豊明高校。生徒一人一人に合わせた指導で、難関大学への進学を果たす生徒も。

 今回紹介するのはイラストレーション部。高校生のマンガ日本一を決める「まんが甲子園」に過去12回出場するなど、東海地方では1番の強豪校です。

 この学校に向かおうとした、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんでしたが、取材時は県をまたぐ移動の自粛期間中。CBC永岡歩アナウンサーの助けを借りて、部員の皆さんがいる教室へ“リモート”で向かいます!しかし…。

パンサー向井さん(以下タブレット画面から):
「お邪魔しまーす!(一心不乱にマンガ執筆中の生徒達…)すごくまた、静かな…」

部長の今津さん:
「今は2、3年生が新入生歓迎号っていう1年生を歓迎する部誌を描いていて、1年生は新入生デビュー号っていう初めての部誌を描いています」

 そう、皆さんはマンガの“締め切り”に追われていたのでした…。

 豊明高校のイラストレーション部員は総勢20人以上。男女比は部長いわく「女子:男子=9.5:0.5」くらい。

全国約300校が参加するまんが甲子園で、去年準優勝に輝きました。

 発表されるテーマに合わせて1枚の絵で勝負する、まんが甲子園。

 予選のテーマは流行語にもなった「スーパーボランティア」。登下校の見守りを恐竜が行うユニークな作品で見事に突破。そして決勝のテーマは令和にちなみ「元年」。そこで出場した5人が発表したマンガは、その名も<進化のキセキ>…。

準優勝メンバーの紺田さん:
「人間の進化に合わせて描いていて、地球が誕生して、恐竜からネズミになって原始人になって現代人になるという過程を、ずっとそのままの姿のゴキブリと対比させて描きました」

 ちなみに、紺田さんはまんが甲子園がきっかけで講談社から「マンガに興味はないか?」と声がかかり、実際に編集担当さんがついてマンガ家としてのデビューを目指しています。

 そして同じく準優勝メンバーの花本さんも、少年サンデー(小学館)とDeNAの2社からスカウトが!

パンサー向井さん:
「スゴいな…マジでスゴいじゃん!やっぱりマンガ家さんになりたいんですか?」

花本さん:
「私はイラストレーターになりたくて。マンガはちょっと…(笑)」

皆さんが描いた絵を見せてもらうと、まさに「プロの絵」。とてもハイレベルです。

 さらに休校中に取り組んだのが、疫病退散を願い、それにちなんだ妖怪を描いた『アマビエプロジェクト』。地元企業とコラボし、キーホルダーやカプセルトイで販売。売り上げは地元の福祉施設に寄付されます。

 将来有望な生徒が集まるイラストレーション部。入部の動機や夢を聞いてみると…。

村岡さん:
「まんが甲子園にも行って、スゴいなと思って入部しました。でも絵って職業にすると大変なので、将来は副業くらいにしたいなと思ってます(笑)」

松井さん:
「私の将来の夢が保育士なので、役立てられたらいいなと思って入りました。見やすいと子どもも何の絵か分かるかなと思います」

 中でも、部長・今津さんの将来の夢がとても意外なもので…。

部長の今津さん:
「お笑い芸人になることです。今は、すゑひろがりずさんが好きです!」

パンサー向井さん:
「渋い~(笑)もしかしたら、じゃあ吉本の後輩になるかもしれないってことですね?」

部長の今津さん:
「(向井さんに向かって…)兄さん!頑張りますっ!(笑)」

 とても個性豊かで、それぞれ向井さんの似顔絵まで描いてくださった豊明高校イラストレーション部の皆さん。今回のリモート取材で向井さんが感じたこととは…?

パンサー向井さん:
「イラストレーターやマンガ家さんの“卵”って言うよりも、すでに“卵からふ化し始めてる子”ばかりだったなと思います。しかも、部活の中には芸人の卵まで隠れてるとは思いませんでしたね(笑)」