当音楽祭だからこそ実現したガラ・コンサート。
2023年4月名古屋フィル史上最年少で音楽監督に就任した川瀬賢太郎の溌溂としたタクトで、今年も世界で認められた若きヴィルトゥオーゾたちをソリストに迎えて“極上の名曲”を演奏します。

小林愛実は7歳でオーケストラと共演し、9歳で国際デビュー。2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクール第4位入賞。熟考された演奏解釈を揺るぎない設計図として、自在なテクニック、大胆かつ繊細・ドラスティックで完成度の高い表現力による演奏を繰り広げている人気ピアニスト。
上野通明は2021年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門で日本人初の優勝を果たし、3つの特別賞を受賞した。1995年に南米パラグアイで生まれ、幼少期をスペインのバルセロナで過ごした国際派。2015年秋より名チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイに招かれて渡独。2021年からはベルギーのエリザベート音楽院にも在籍してゲーリー・ホフマンに師事し研鑽を積んでいる。
小林と上野は桐朋学園の同級生。

今年も“わが街のオーケストラ”が「音楽祭」のオープニングを華々しく飾ります。