あの文房具は、いつ生まれたのか?!
CBCアナウンサー光山が、
世の中の気になったことを深堀りしてみるラジオのコーナー!
『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』!
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中!
第15回は、『文房具の歴史』についてお伝えします!
4本に分けてブログにてご紹介!
①『書く』文房具の歴史①
②『書く』文房具の歴史②
③『消す』文房具の歴史
④達人一押しの最新『書く』『消す』文房具!
今日は
②『書く』文房具の歴史②
についてです!
昨日に引き続き、文房具の達人・木庭將さんに伺いました!
今日は、万年筆とカラーペンについてです!
万年筆はいつから・・・?
万年筆は、鉛筆よりも歴史がありました!
万年筆の原型となる筆記具が発明されたのは、953年。
エジプトの王朝によって発明されました!
この原型が1800年代以降、急速に進化をしていき、
今の形の万年筆になったのが1883年!
1883年。
アメリカの営業マンが、
書類にインクの染みを作ってしまい、
契約を取り逃がしたことをキッカケとして、
インクの染みなど心配のないようなペンを!ということで、
万年筆の基礎を開発しました!
この発明をしたのが、
ルイス・エドソン・ウォーターマン
という人物です。
『ウォーターマン』は、万年筆の老舗のメーカー名になりました!
その後、いろんな万年筆のメーカーが世界に誕生していきました。
日本では、この流れに乗るように、
1884年、万年筆が輸入され、販売が行われました。
ただ!
日本では、輸入された直後の万年筆は、
万年筆と呼ばれていませんでした!
英語を直訳して、漢字4文字で、針の先、泉の筆と書いて
「針先泉筆(シンセンセンヒツ)」!!
針の先が泉のように半永久的にインクが出てくる筆、
という英語をそのまま訳しました!
これを、1884年に「万年筆」と命名しました!
万年使える筆、ずっとかける筆
という意味での命名です!
これを命名したのは、
日本で初めて国内で万年筆を作った大野徳三郎
という人物と言われています!
カラーペンはいつから作られていた?
1791年に、
イギリスの貴族によって考案されたのがはじまり!
と言われています。
室内の装飾に使われていた
フェルト(=動物の毛を用いて作られたシート状の繊維品)
を切り取って、
金属の筒に詰めて、インクを染み込ませたのが始まり!
と言われていて、
このアイデアが広がっていったということです!
部屋の装飾などが充実していた貴族だからこそ
生まれた発想だったのかもしれません!
この内容は
CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』で、
radikoのタイムフリーで聴くことができます!
(6日まで聴けます!)
明日のブログでは
『消す』文房具の歴史をお伝えします!