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誰もが使ったことのある〇〇の歴史!

CBCアナウンサー光山が、

世の中の気になったことを深堀りしてみるラジオのコーナー!

光山雄一朗の気になったので聞いてみました』!

CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中!

 

第15回は、『文房具の歴史』についてお伝えします!

4本に分けてブログにてご紹介!

『書く』文房具の歴史①

『書く』文房具の歴史②

消す』文房具の歴史

達人一押しの最新『書く』『消す』文房具!

 

今日は

書く』文房具の歴史①

についてです!


今回は、文房具の達人・木庭將さんに伺いました!

 

『書く』文房具の歴史について!

まずは誰もが使ったことのあるアレです!

 

鉛筆の歴史をたどる・・・!

鉛筆は黒鉛を用いて作られています。

 

この黒鉛をめぐっての鉛筆の歴史が、

お話を聴いていて興味深かったです!

 

鉛筆の歴史は1560年代、イギリスにさかのぼります。

1560年代黒鉛が採れる鉱山が発見されました!

 

これ、文字を書くのにいいじゃないか?

と考えて、

黒鉛をひもなどに挟んで使うようになりました!

 

この黒鉛が、かなり人気が出て、貴重なモノとなり、

黒鉛を採る量が制限される措置も取られたそうです!

その措置は・・・

1年間で6週間のみ掘ってOK!というものだったそう。

 

黒鉛を輸送するときは、

軍隊が護衛をしながら輸送していたとのこと!

 

そんな中、より使いやすさを求めて、

鉛筆の芯の強度を求めていきましたが

「もろさ」など強度に問題があり、

なかなか上手くいきませんでした。

 

そんなときに、1700年代後半

フランスで、

『黒鉛と粘土を混ぜて焼く芯の製法』が発明!

 

これが原料の割合で芯の硬さを調整できるというもので、

いま、世界中で採用されている鉛筆の製法です!

 

フランスで発明されたこの製法は

歴史的な出来事が背景にあり・・・

 

この時期、イギリスとフランスが戦争で対立!

イギリスで、黒鉛がたくさん採れる、鉛筆もたくさん作られていた。

フランスは、イギリスからその黒鉛や鉛筆を輸入していたが、

戦争で出来なくなった。

 

こうなったらフランスが

自分たちで作らなければ!

と思い、時のフランストップ・ナポレオンが研究を命じて、

その結果、この製法が導かれました!

 

日本に鉛筆は・・・

 

日本で本格的に鉛筆が普及したのは、

大正時代1912年ごろからということです!

それまで日本では、筆がメインでした。

 

大正時代の鉛筆は、主に輸入でまかなっていて、

国内での生産はされていませんでした。

 

ではいつから国内生産は始まったのか?

 

フランスで現在の鉛筆の製法が生まれたのは1794年。

日本では、1973年に、

日本人が鉛筆の製造方法を習得して、

そこから、国内での生産が始まっていったということです!

 

ちなみに、日本で1番最初に鉛筆を手にしたのは誰か?

徳川家康。そして、伊達政宗。

この2人のどちらかと言われていますよ!

 

我々が当たり前に使っている『鉛筆』の歴史でした!

 

この内容は

CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』で、

radikoのタイムフリーで聴くことができます!

(6日まで聴けます!)

 

『書く』文房具の歴史、明日のブログでは

万年筆カラーペンをお伝えします!

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