ネーミングライツを買う側と売る側に!直撃取材!
CBCアナウンサー光山が、世の中の気になったことを深堀りしてみるラジオのコーナー!
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中。
第8回は、『ネーミングライツについて』をお伝えします!
3日に分けてブログにて、ネーミングライツについて3本立てでお伝えします!
①そもそもネーミングライツって?
②具体的にどうやって決まる?
③実は個人でも?!ネーミングライツを取得できる!
今日は、②具体的にどうやって決まる? についてです!
ドラゴンズのキャンプ地は、沖縄の球場「アグレスタジアム北谷」!
この球場は去年3月からネーミングライツでこの球場名になりました!
北谷町が募集して、
沖縄の求人会社「求人おきなわ」さんが手を挙げて、
運営する求人サイト名「アグレ」を冠したスタジアムになりました!
契約額は年間600万円で5年契約。
具体的にどのような思いや経緯で契約に至ったのか?金額はどのように決まるのか?
ネーミングライツを売った側の北谷町と、
買った側の「求人おきなわ」さんに・・・
気になったので聞いてみました!
【北谷町のお話!】
ネーミングライツを売った北谷町に伺いますと・・・
北谷の球場がある公園は、
年間最低3千万円の維持管理費がかかり、
北谷の公園自体で利益を得ていくのは難しい部分があり、
なんとか財源を公園で確保できないか?
と考えてネーミングライツ導入に至ったとのことです。
北谷町にとっては初めてのネーミングライツの公募だったとのこと!
金額はどうやって決めるのか?については、
県内のネーミングライツの契約料、道路看板など屋外広告物の広告価値、
そうした市場調査をしたうえで、ネーミングライツの価値を試算して、
550万円以上で募集をかけたとのこと。
手を挙げてもらえるかは分からない中、
募集をかけるといくつか問い合わせがあり、正式に応募が来たのが「求人おきなわ」さん!
ネーミングに求めた条件は2つで、
『施設の使い道が分かること』『北谷という地名が入っていること』
ということで、
「求人おきなわ」さんからの提示「アグレスタジアム北谷」に決まりました!
ネーミングライツで得る財源は、
北谷町の一般財源になるので、ハッキリと使い道は決まっていないが、
一部、公園管理費に充てるとのことです!
【「求人おきなわ」さんのお話】
ネーミングライツを取得した求人おきなわさんに伺うと…
求人おきなわさんは、手を挙げた経緯として、
会社として
『沖縄県民に、求人サイトのアグレブランドに親しみを持ってもらい、社会貢献したい!』
という想いがあり、
その中で、「求人おきなわ」さんは、学生支援に力を入れている企業でもあるということで、
競技場などがある北谷の公園は、
学生たちも利用するのでネーミングライツ取得に手を挙げたそうです!
さらに高校野球の県内大会開催球場で、
唯一、ネーミングライツの無い球場というのも大きな手を挙げる要因になったそう!
ちょっとした裏話として・・・
『役員のお二方が生まれも育ちも北谷町の方がいて、
北谷への地域貢献の想いがより強かった』
という思いもあったそうです!
費用対効果については、
公園内の施設を利用する方への広告リーチはもちろん、
テレビニュースや新聞で、映ったり読んだりしてもらえるという効果!
これらを考えると、
月に換算すると、50万円という額から得られる効果は計り知れないのではないか?
ということで、契約に至りました!
コロナ禍ということもあり、浸透してきている実感はあまりないとのことだが、
春のドラゴンズのキャンプがあるので、ニュースや新聞などでの期待はありますねとのこと!
効果判断としては、
今は、皆が「北谷球場」と言っているが、
5年後には、「アグレスタジアム」「アグスタ」と言っているような状況だと嬉しい!
とおっしゃっていました!
明日のブログでは、
③実は個人でも?!ネーミングライツを取得できる!
についてお伝えします!
実は身近なところにも、ネーミングライツがあるんです!
ということで、私光山も・・・?!?!
詳しくは、明日のブログか、下に記載しているradikoのタイムフリーで!
この内容は、
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」内コーナー
『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』
でラジコのタイムフリーで聴けます!!
ぜひ、お聴きください!