2005年5月5日は・・・

「倒れてしまいました、藤井！

一発で倒れた！一発でノックアウト！」(塩見アナ)

薬師寺保栄対辰吉丈一郎戦をはじめ、

これまで数々のボクシング中継を担当した塩見アナウンサーですが、

これは野球中継でのセリフです。

＜ウッズ退場＞

ナゴヤドームでのスワローズ戦。

５回、ヤクルト・藤井の投じた

顔面付近を通過する投球に対してウッズが激高。

藤井に殴りかかり、暴力行為で退場となってしまいます。

ドラゴンズの先発は落合英二。

このシーズンから先発に転向も、まだ白星はありませんでした。

０－０の７回、そのまま打席に立つと、懸命に走って内野安打。

勝負所と見た落合監督は、次打者・荒木に３球を投じたところで、

落合に代えて、代走に澤井を送ります。

これが功を奏し、井端のタイムリーで先制点を挙げると、

岡本、岩瀬のリレーで守りきり勝利。

落合投手に待望の初白星がつきました。

(敬称略)

小学6年生の榊原少年は、この試合を父と観戦しました。

ウッズ選手は暴力行為によって１０試合の出場停止処分を受け、

主砲を失ったドラゴンズは、

翌日から始まった交流戦のスタートダッシュに失敗しました。

2005年5月5日

ﾔｸﾙﾄ ０００ ０００ ０００ ＝０ 

中日 ０００ ０００ １０ｘ ＝１

(勝)落合　　　(敗)藤井

この試合のラジオ中継は

解説・木俣達彦さん、実況・塩見啓一アナウンサー

でした。