シルバーウィークと秋分の日
みなさま4連休はいかが過ごされたでしょうか。
土曜・日曜に、敬老の日と秋分の日がつながっての4連休でした。
うれしい4連休も、このブログ読むとちょっぴり損した気分になるかもしれません。
何年かに1度訪れる秋の大型連休ですが、
まず、カギを握るのは「敬老の日」です。
かつて9月15日だった敬老の日は、2003年より「9月第3月曜」になりました。
「9月第3月曜」は、
最も早いと15日、最も遅いと21日にあたります。
これが21日になると、秋分の日と合わせて大型連休の発生となるわけです。
敬老の日が初めて21日になったのは、2009年。
"シルバーウィーク"という言葉が生まれたのはこのときでした。
以降、2015年、ことし2020年。つぎは2026年です。
冒頭に書いた、損した気分とは
「シルバーウィークって5連休じゃなかったっけ?」という疑問です。
2009年、2015年は
9月21日が敬老の日、9月23日が秋分の日。
祝日に挟まれた22日は「国民の休日」となるため、
5連休が発生しました。
今年は敬老の日が21日だったのに、なぜ5連休ではなかったのか?
それは秋分の日が、23日ではなく、22日だったためです。
秋分の日は、二十四節気の一つ"秋分"にあたる日に設定されます。
こちらは、長らく9月23日に固定されて(いるように思)いました。
事実、1980年~2011年までは、毎年9月23日でした。
しかし、暦というのはズレが生じます。
2012年。久々に、9月23日ではない秋分の日が現れました。
9月22日が秋分の日でした。(これが土曜日だったので、ここでも"損"した気分になったとかなっていないとか)
翌2013年からは9月23日に"戻った"秋分の日ですが、
2016年に再び22日に、
そしてことし2020年に三たび22日になったのです。
ことし、秋分の日が23日ならば、
2009年・2015年と同じように5連休となったのですが・・・
こればかりは太陽と地球の都合ですから、しかたないですね。