2008年5月4日は・・・

「第４球を投げました。変化球を合わせました。

レフトにボールが舞い上がっている。意外にボールが伸びる。伸びる！

レフト下がって！下がって！入った！！サヨナラ！！」(久野アナ)

＜イビョンギュ、藤川からサヨナラ弾＞

ナゴヤドームでのタイガース戦。

試合は同点のまま延長戦に入ります。

延長１０回、２死ランナーなしで打席には李炳圭。

藤川の投じたフォークをすくい上げると、

打球はぐんぐん伸びてレフトスタンドへ。

来日初のサヨナラホームランでドラゴンズが勝利しました。

(敬称略)

中学３年生の榊原少年。

所属していた野球部の大会で四日市に行っていました。

帰りの近鉄電車の中、ラジオでサヨナラホームランを知り、

隣のチームメイトと喜びを分かち合ったのを覚えています。

李炳圭選手は、2007-09年の３年間、ドラゴンズに在籍。

期待通りの活躍とはいきませんでしたが、

パンチ力のあるバッティングで印象的な一発が多く、

2008年に放った16本塁打のうち、

10本が殊勲本塁打(先制、同点、勝ち越し、逆転となる本塁打)でした。

また、クライマックスシリーズなど短期決戦での勝負強さも光りました。

2008年5月4日

阪神 ０００ １００ １００ ０  ＝２ 

中日 ０００ ０００ ０２０ 1x ＝3

(勝)チェン　　　(敗)藤川

本塁打・・・鳥谷３号、李炳圭４号

この試合のラジオ中継は

解説・牛島和彦さん、実況・久野誠アナウンサー

でした