2010年4月4日は・・・

《１０代での勝利は、先発では、ドラゴンズでは

　今中投手以来みたいですね。1989年以来ということになります。

　１ストライク０ボールから２球目、打ち上げた。

　平凡な内野フライだ。ショートがオーライ、荒木が捕った。

　試合終了！６－１でドラゴンズが勝って、

　伊藤準規おめでとう。プロ初勝利です！》

＜伊藤準規、プロ初勝利！＞

ナゴヤドームでの阪神戦。

中日は、高卒２年目の伊藤準規が先発マウンドに上がります。

立ち上がりに犠牲フライで１点を失ったもの、

２回以降は阪神打線を全く寄せ付けず、スコアボードに０を並べます。

しかし中日打線も、阪神先発・下柳の前に沈黙。

１－１のまま８回裏を迎え、先頭の伊藤には代打が送られます。

この回に点が入らなければ、勝ち投手の権利はなくなるという状況で、

２死走者なしから望みをつないだのはセサル。

センター前ヒットで出塁します。

森野も続いて２死一、二塁とすると、ブランコにタイムリーが出て勝ち越しに成功。

「セサルが出塁すれば生還する」という法則が発動しました。
 (※ドラの巻 記事参照)

伊藤は好投が報われ、１９歳２ヶ月でプロ初勝利。

１０代での先発勝利は、1989年の今中以来という快挙でした。

2010年4月4日　

阪神 １００ ０００ ０００ ＝１