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渡部親子チーム |
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渡部奨之(しょうの)、哲巳 |
奨之 |
(小5) |
野球歴2年/ショート・セカンド |
哲巳 |
(40歳) |
スポーツ歴/卓球・軟式野球 |
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田辺親子チーム |
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田辺壮馬(そうま)、一繁 |
壮馬 |
(小5) |
野球歴1年半/ピッチャー・ショート |
一繁 |
(41歳) |
スポーツ歴/野球・バレー |
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脇坂親子チーム |
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脇坂諒、孝行 |
諒 |
(小5) |
野球歴1年/ライト・ファースト |
孝行 |
(34歳) |
スポーツ歴/野球・ソフトボール |
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キッズ相手に不敵な面構え |
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被弾して・・・ |
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今回は、元中日ドラゴンズの名セットアッパー落合英二投手が登場。第1ステージから親子と一打席勝負を行った。最近マスターズリーグにも参戦する落合投手は、かつての球速が戻りつつあり、139キロの球速も記録している。一般人相手とはいえ、ユニフォームを着ると本気になってしまうという落合投手は、速球に加え、シュートまでもおりまぜる非情のピッチングを披露。「相手小学生だってわかってるのかな?」とペナルティを呆れさせる。しかし、今回登場のキッズは粘る。あまりの粘り強さに落合投手も三振のあかつきに思わずガッツポーズを見せる。続くお父さんも粘る。徐々にヒートアップしてゆく落合投手。その前に登場したのが今回最年長、41歳の田辺一繁さんだった。落合投手のストレートを振りぬくと、打球はレフト方向へ。しかもボールは外野手の間を転々と・・・。マウンド上で膝を折る落合投手。一繁さんはなんとランニングホームランを放ったのだ。突然ユニフォームを脱ぐ落合投手は一言「キツイ・・・」。今までで一番力のこもったストレートだったようだ。
一繁さんの奇跡のランニングホームランで第1ステージをリードした田辺親子。しかし第2ステージは年齢が勝敗を左右した。今も尚、バク宙ができるという若き渡部哲巳さんが、長距離走を制したのだった。
僅差で迎えた第3ステージは牽制球が得意という落合投手相手に、一塁ベース上で帰塁を成功させるというもの。徐々に伸びてゆくリードから落合投手の牽制球をくぐり抜けるのだが、脱落するとファイナル進出が厳しくなる過酷なゲーム。その緊張感から親子揃って順調に距離を伸ばしてゆく。むしろ中々ランナーを刺せない落合投手の方がイライラを募らせてゆく。「刺せないな!」。落合投手の気合いは最高に高まった。「諒、刺すからな!」
落合投手の真剣送球とともに、好ゲームとなったこのステージ、追い込まれたのは最年長の田辺一繁さんだった。既に息子、壮馬君がアウトになった後、彼のプレーにファイナル進出がかかっていたが、他のお父さんにわずかにおよばずここで敗退した。涙が止まらない壮馬君だったが、落合投手から「野球を続けて下さい」と激励の言葉を受け取るのだった。「私が悪かった」という父、一繁さんに対し、「悪くない」とつぶやく壮馬君。父の目頭も赤く染まっていた。
ファイナルは、「ピッチャー脇坂諒君」対「バッター渡部奨之君」の一打席勝負。この日、制球にやや安定感の欠く諒君。しかし、バッターの奨之君は「フォアボールをよしとしない」勝負の美学に通じたプレイヤー。積極的にバットを振ってゆく。そしてワンスリーからの、難しいボールを強振で内野ゴロ。勝利をつかむことが出来なかったが、ペナルティはその戦う姿に感動し、奨之君に賛辞を送ったのだった。
優勝は制球に苦心しながらも、要所でストライクを決めた諒君が勝ち取った。
落合投手の被弾。しかもランニングホームランから始まった今回の激戦。正々堂々の好ゲームに終始し幕を閉じた。
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第1ステージ「怪人と一打席対決!」
(20P)
成功/田辺一繁
1位 |
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田辺親子 |
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20P |
2位 |
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渡部親子 |
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0P |
2位 |
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脇坂親子 |
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0P |
第2ステージ「ベーラン蟻地獄」
(勝者/10P)
勝者/渡部哲巳
1位 |
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田辺親子 |
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20P |
2位 |
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渡部親子 |
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10P |
3位 |
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脇坂親子 |
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0P |
第3ステージ「けん制球をかいくぐれ!リーリーバック!」
(1位/30P 2位/10P 3位/0P)
1位/脇坂親子・渡部親子
3位/田辺親子
1位 |
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渡部親子 |
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40P |
2位 |
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脇坂親子 |
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30P |
3位 |
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田辺親子 |
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20P |
ファイナルステージ「劇的状況対決!9回裏二死満塁!」
脇坂親子の勝利 |
脇坂親子の優勝 |
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