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伊藤親子 |
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伊藤将人、吉晴 |
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将人(小5) |
サッカー歴5年/FW・MF |
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吉晴(52歳) |
サッカー歴なし |
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佐々木親子 |
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佐々木花菜、和久 |
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花菜 (小4) |
サッカー歴3年半/FW・MF |
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和久(47歳) |
スポーツ歴/スキー・水泳 |
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宮本親子 |
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宮本幸汰、修 |
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幸汰(小4) |
サッカー歴5年/GK・MF |
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修 (39歳) |
中・高時代にハンドボール |
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今回はサッカー対決。登場したキッズは、スピードが持ち味の5年生、伊藤将人君。女子名門チーム「名古屋FCレディース」で日々トレーニングに励む佐々木花菜ちゃん。そしてポジションはGKという宮本幸汰君。サッカー選手にはあまり見られない丸々とした体型が特徴だ。また、お父さんも個性豊か。伊藤吉晴さんは52歳と最高齢。7人家族の大黒柱として仕事に励む。家族サービスとして「具にこだわった焼きソバ」を作るそうだが、その具材を聞くと、肉、キャベツ、紅しょうがと至って普通であった。和久さんは多忙を極めるサラリーマン。夜遅く帰宅した時、娘の顔を見るのが幸せという。修さんは九州男児。中・高とハンドボールで鍛えたが、今は丸々としており、その体型、風貌は息子幸汰君にしっかりと受け継がれている。この3人のお父さんはいずれもサッカー歴がない。 |
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長距離ドリブルシュートに
挑戦するキッズ |
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第1ステージ「奪い合いシュート対決」はスピードとドリブルテクニックが重要。丸々とした幸汰君がその体の大きさを利用しボールキープしたが、最終的にはスピードのある伊藤将人君が奪いゴールを決めた。お父さん対決は、未経験に加え体力低下が顕著な戦いとなった。 |
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既にバテバテ状況で戦うお父さん |
スピーディなプレーを見せるまさと君 |
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安定感あるドリブルを披露するかなちゃん |
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「もうグダグダ」
と、ワッキーが失笑したように、ボール回しはおぼつかず、伊藤吉晴さんにいたってはボールを追うことをやめ、ゴール前で漁夫の利を狙うばかり。結局、佐々木和久さんが強引に入れようとしたシュートが、宮本修さんへの好パスとなってしまい、修さんがゴールを決めた。
第2ステージの「ジグザグドリブル親子リレー」でも吉晴さんは遅かった。
「おーい、遅いぞ!」
息子将人君の激が響く中、不安定な足取りでドリブルを続ける。将人君が試合前に言っていた心配が現実となった。
「ちょっと心配。歳だから・・・」
そのお父さんの分を取り戻そうとした将人君。持ち前のスピードを活かすものの、勢いがつきすぎて最後にボールコントロールを失い、この競技最下位に終わった。 |
驚いたのは1位の佐々木親子、2位の宮本親子のタイム差だ。わずか100分の1秒の差だったのだ。ペナルティも絶賛した最も安定したドリブルを見せた佐々木花菜ちゃんの上手さが、勢いの宮本親子を何とか抑えたのだった。 |
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サッカー怪人、志治さん |
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残り49秒、サッカー怪人勝利 |
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「ボーナスステージ」でミスターワキタが引き連れてきた「サッカー怪人」は68歳の志治達雄さん。サッカー歴50年のキャリアを持ち現在もシニアリーグで活躍中。世界戦出場や名門チームの監督経験を持つ偉人なのだ。今回は、お父さんが3分間、この志治さんに追い抜かれることなく走りきればOKなのだが、68歳とはいえ現役サッカー選手の志治さんのスピードは全く衰えることなくお父さんたちを撃破。3人のお父さんを追い抜いた後も飄々とランニングを続けるのであった。ここでもやはり一番に追い抜かれたのが伊藤吉晴さんだった。7人家族の大黒柱。具沢山の焼きそばパワーが発揮されずに終わってしまった。 |
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今回はここで、お母さんから手作り弁当が届けられた。伊藤ママは将人君の大好きな唐揚げやハンバーグ、ウインナー、玉子焼きとスタミナたっぷりのお弁当。佐々木ママは得意の自家製ワッフル。しかし、この日は気温が相当低く、口に入れた花菜ちゃんは一言、
「つめたい・・・」
寒い日のワッフルは辛かったようだ。
宮本ママはいなり寿司と海苔巻き。そしてメッセージには「お父さん頑張って。チュッ」とあった。
それぞれお母さんの手作り弁当を食べて、体力を回復させた3チームはファイナル進出をかけて「ロングロングシュート対決」に挑む。
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超ロングシュートに挑戦するこうた君 |
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ファイナルで和久さんのシュートを止める修さん |
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簡単なようで実は難しいこの競技。キッズも3本中1本決めるのがやっと。宮本幸汰君はまさかの0ゴール。お父さんも苦戦する。伊藤吉晴さんと佐々木和久さんも1ゴールずつに終わる。しかし、これで宮本修さんは最低2本入れなくてはならない状況となったのだ。ここで九州男児の負けん気に火が点いた。
1本目はほぼゴール中央への見事なシュート。そして、2本目はフックがかかりゴールポストに当たるものの、これが内側にはじかれ、更に強烈な追い風も味方につけてゴールイン。奇跡的な勝負強さを見せたのだ。
ファイナル進出できなかった伊藤親子、将人君は、
「(お父さん)まあ、歳だしね」
と、笑顔を見せた。 |
ファイナルの「PK対決」ではGKがポジションの宮本幸汰君に分があった。花菜ちゃんの正面へのシュートをキャッチすると、そのまま優位を保って優勝を決めたのだ。
試合前、「やればできる。目標に向かって勝つ」と言っていた九州男児、宮本修さん。その言葉通り幸汰君と勝利をつかんだのだった。 |
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