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関沢樹希、浩幸親子 |
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岡村奈津、修親子 |
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永田徹、正憲親子 |
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MVP浩幸さん、一本橋で痛恨のミス |
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永田正憲さんパー。これで息を吹き返す |
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競り合いから抜け出る永田徹君 |
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PK対決でポストにはじかれる岡村修さん |
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確実にPKを決めリードする永田徹君 |
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父、正憲さんが決勝ゴール |
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サッカー対決優勝チーム「永田親子」 |
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出場親子
関沢樹希(いつき)、浩幸親子 |
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樹希(小6)サッカー歴2年、リフティング200回
浩幸(42歳)大学時代にバスケットMVP |
岡村奈津、修親子 |
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奈津(小6)サッカー歴4年、リフティング2~300回
修 (46歳)高校時代サッカー部 |
永田 徹、正憲親子 |
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徹 (小6)サッカー歴5年、リフティング1~200回
正憲(42歳)スポーツ経験なし |
今回はサッカー対決。いずれもリフティングを200回は出来るという子供が登場。一方、父親は実力がまばら。岡村修さんが唯一サッカー経験者で現在もコーチを務めている。しかし、関沢浩幸さんは高校から社会人までバスケットで活躍したという卓越した運動神経の持ち主であなどれない。永田正憲さんはスポーツ経験がないというが、とにかく張り切っているので彼も何を起こすかわからない。とにかく父親が勝負の鍵を握る展開が予想された。
第1ステージは「ドキドキ一本橋パス対決」。細長い橋の上で親子が10回パスを成功させればクリアという、正確なボールコントロールが要求される競技。最初に挑戦するのは岡村親子。普段から父、修さんと一緒に練習をしている奈津ちゃんは「二人で息を合わせればなんでも出来る」と臨む。そして思い切りのよいスピードのあるパスで見事クリア。しかし終了後「むっちゃ緊張した」と内心を語った。
続いて挑戦したのは関沢親子。サッカー経験のない父親を前に「オレが頑張る」という樹希君。正確なパスを繰り出す。しかし父、浩幸さんの4回目のパスが内側へと引っかかる形で落下。バスケットでMVPにまで選ばれている父親は台上で思わず膝をついた。普段は恐いという父親をここでは樹希君が叱る。「あほやろ~」とエルボードロップをする仕草に「すんませんでした」と浩幸さんは頭を下げた。
最後に挑戦したのは永田親子。勝つ自信は「100割」と言い放つ徹君はこの日のために父、正憲さんと特訓を繰り返してきた。しかし、スポーツ経験のない正憲さんがここで足を引っ張る。関沢親子と同じ4回目、「ドン!と引っ掛けた」という正憲さんのパスは、橋中央で無残にも落下した。思わず顔を覆う正憲さん。徹君は「何やっとんの~」と父のお腹を叩いた。この第1ステージでは岡村親子が一歩リードした。
第2ステージは「ドキドキ親子ロングキック対決」。親子でキックしたボールの飛距離で勝敗を決めるというもの。パワーが試される競技だ。
まず挑戦したのは関沢樹希君。小さな声で「がんばる」と言った彼のキックはややドライブ気味で結果19m10。本来の力は発揮できなかったようだ。続いては岡村奈津ちゃん。「3~40mはいける」と言って臨んだが力みすぎたのか、ボールの中央をヒット出来ずに、15m30と不本意な成績に終わってしまった。しゃがみこみ、そして「ショック」とつぶやいた。そして、永田徹くんの挑戦。目標を20mとしたキックだったが、彼も力み過ぎて17m40。これで父親対決が大きなポイントとなった。最初に挑戦する父親は関沢浩幸さん。身体能力の高さで期待されたが、そのボールはライナー性となり17m50。これでは、他チームに追い抜かれてしまうのは必至と思われた時、続く岡村修さん、そして永田正憲さんのキックは飛んだ方向があまりに悪く計測不能でOB。ラッキーな関沢親子がここでトップとなったのだ。
今回のボーナスステージはペナルティと戦う「サッカーゴルフ対決」。ゴルフの要領で決められたサークルにボールを沈めるというこの競技、行く手には様々な障害物が用意されており、それらを超えてホールを捉えなくてはいけないのだ。パー4以内でペナルティに勝利すればボーナスポイントゲットできる。
ペナルティは正確な「ショット(キック)」でホールへと寄せてゆく。そのペナルティに追いすがるのが永田親子。そして、今日ここまで息子の徹君の足を引っ張ってきた正憲さんが運命のショット(キック)を打つこととなる。決めればパーでペナルティに勝利できるという一打。この重要な局面で正憲さんがインサイドで送ったボールは見事ホールを捉え劇的勝利。これで一気にトップに躍り出た。
混戦となったサッカー対決。第3ステージの「シュート一発対決」の結果でファイナルステージ進出が決まる。この競技は、ワッキーが上空に高く投げたボールを奪い、ドリブルでキープ、ゴールしたチームがポイントゲットできるというもの。実は、以前ペナキッズがモンスター小倉隆史氏から教わった練習法そのままの競技で、サッカー選手にとても重要なものなのだ。まずは子供対決。ゴールに背を向けてピッチ中央に座った子供の後ろへとワッキーがボールを投げる。そしてホイッスルと同時にボールめがけて突進する。ここで一歩リードしたのが永田徹君。関沢樹希君が必死で体を寄せるが、徹君が巧みにボールをキープしゴール。岡村奈津ちゃんは、雨で濡れたお尻が気になって実力が発揮できなかった。次にお父さん。ワッキーの投げたボールをキープしたのは岡村修さん。そしてその前に立ちはだかりボールを奪おうとするのが永田正憲さん。しかし、ここはサッカー経験者の岡村さんが一枚上手。永田さんをフェイントで振り切るとゴール。これで、親子ともにゴールを決められなかった関沢親子が残念ながら脱落となった。
ファイナルステージは「ガチンコPK対決」。子供対子供、親対親のPK戦を交互に5回行うというものだ。先攻は岡村親子。キックを行うのは奈津ちゃん。そしてゴールを守るのは徹君。奈津ちゃんは落ち着いて右サイドにシュート。これに徹君は反応できない。一方、左サイドに蹴り込んだ徹君のシュートには奈津ちゃんも反応できない。
続いてはお父さん対決。守る永田正憲さんに対して岡村修さん。サッカー経験者ゆえにきわどいコースを狙いすぎて、ポスト直撃、ゴールならず。方や正憲さんは大きくはずしてゴールならず、一進一退の状況となった。ここで慎重になり過ぎたのが奈津ちゃん。2回目のキック(岡村親子3球目)はゴールマウスを捉えることができなかった。これでリラックスしたのか徹君は確実にゴール。1回目(岡村親子2球目)にはずしているサッカー経験者の修さんへのプレッシャーが大きくなった。岡村親子の4球目。これを決めないと絶体絶命となる。修さんは狙いを定めてキックするが、そのボールはゴール中央へ。正憲さんは動くことなくキャッチ。「左か右か迷っているうちに中央へ蹴ってしまった」。修さんは経験者ゆえの細かい心理が仇になったようだ。次に蹴る永田正憲さんがゴールを決めれば優勝となる。シュートをミスした修さんに奈津ちゃんから「集中」と声が飛ぶ。一方、徹君は「決めて」と父に語りかける。正憲さんの運命のシュートは思い切ったものだった。力強く思い切り蹴ったボールはゴール中央やや左側に鋭く突き刺さった。テクニックより思い切りの良さが呼び込んだ勝利だった。
優勝は永田徹、正憲親子に決定。足を引っ張り続けたスポーツ未経験の正憲さんが、後半、好プレーを見せての勝利。この予想外の頑張りにペナルティも脱帽。親子はハイタッチし両腕を高く突き上げた。
「かっこよかった」
徹君は父、正憲さんにそう言い、正憲さんは思い切り照れるのだった。
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第1ステージ「ドキドキ一本橋パス対決」
(幅60センチ、長さ4メートルの一本橋の上で10回パスを続ければクリア)
1位 |
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岡村親子 |
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クリア |
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20P |
2位 |
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関沢親子 |
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3回で脱落 |
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0P |
3位 |
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永田親子 |
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3回で脱落 |
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0P |
第2ステージ「ドキドキ親子ロングキック対決」
(ノーバウンドでボールを飛ばした飛距離で争う)
関沢樹希19m10 ・ 浩幸17m50 |
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計36m60 |
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30P獲得 |
永田 徹17m40 ・ 正憲ファウル |
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計17m40 |
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20P獲得 |
岡村奈津15m30 ・ 修 ファウル |
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計15m30 |
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10P獲得 |
1位 |
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岡村親子 |
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30P |
1位 |
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関沢親子 |
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30P |
3位 |
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永田親子 |
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20P |
ボーナスステージ
「サッカーゴルフ対決」
(サッカーボールで行うゴルフ。ペナルティチームに勝てば20P獲得)
1位 |
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永田親子 |
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40P |
2位 |
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岡村親子 |
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30P |
2位 |
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関沢親子 |
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30P |
第3ステージ「シュート一発対決」
(ワッキーが上空に投げたボールを奪いゴールを決めたチームが得点ゲット)
子供対決 |
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永田 徹がゴール |
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20P獲得 |
父親対決 |
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岡村 修がゴール |
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20P獲得 |
1位 |
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永田親子 |
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60P |
2位 |
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岡村親子 |
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50P |
3位 |
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関沢親子 |
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30P(決勝進出ならず) |
決勝「ガチンコPK対決」
(子供対子供、親対親で計5回のPKを行う)
永田親子3-1岡村親子
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永田親子の優勝 |
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