|
|
井戸茂造(47)・神那(9)親子 |
|
|
|
長谷川善正(37)・楓季(9)親子 |
|
|
|
高木陽一(41)・衿花(10)親子 |
|
|
|
20連続パスに挑戦する井戸親子 |
|
|
|
正確にドリブルシュートを決める楓季ちゃん |
|
|
|
ワキールと戦う父に声援を送る子供たち |
|
|
|
神那ちゃんの声援空しく
最初に脱落、茂造さん |
|
|
|
続いて脱落善正さんは「無理無理・・・」 |
|
|
|
ラスト8秒で陽一さん撃沈 |
|
|
|
強すぎるワキールは少女たちの嫌われ者 |
|
|
|
「ドリブルリレー」で高速ドリブルを
行う衿花ちゃん |
|
|
|
決勝進出ならず、無念の楓季ちゃん |
|
|
|
決勝戦、一歩リードの神那ちゃん |
|
|
|
娘に負けじと父もフリースロー成功 |
|
|
|
親子の勝利に喜ぶ「井戸親子」 |
|
|
今回からリニューアルされた「ペナキッズ」。3組の親子がスポーツで競い合い優勝を目指すのだ。その第1回目の対決種目はバスケットボール。バスケットをプレーしている子供とその父親が登場。今回の登場メンバーは、高木陽一、衿花親子。井戸茂造、神那親子。そして長谷川善正、楓季親子の3組。
衿花ちゃんはバスケットの他にピアノも習う活発な子。試合前には市バスの運転手をしている父、陽一さんのことを「頼りになるとは言えん」とこぼしていた。
神那ちゃんは物静かだが、内に闘志を秘めている。郵便局長を務める父、茂造さんは今回参加の父親の中で唯一バスケット経験者だが、最高年齢でもある。
楓季ちゃんは自他ともに認める負けず嫌い。竹屋さんの父、善正さんは門松作りに忙しい時期に関わらず出場。最も若いがスポーツ経験なし。
第1ステージは「20連続パス」。不安定なブロック大の柔らかい台に乗り、親子が互いにパスを出すというシンプルなゲーム。20回続けば10P(ポイント)獲得できるが、落球したり、ボールが届かなかったりすれば無得点。
まずは、緊張で手が汗ばむ高木親子が挑戦。やや低めの危ないボールがあったものの、20回クリア、10Pを獲得。
次に挑戦したのは井戸親子。高木親子の挑戦を見ながら「こわいよ~」と父にささやいた神那ちゃん。「こわくないって」と励ました父のナイスキャッチもあり10P獲得。
「弱気は絶対ダメだよ。緊張は絶対ダメなの。」最後に挑戦したのは、そう父と自分を鼓舞した長谷川楓季ちゃんと父、善正さん。順調にパスを続けていたが、17回目に楓季ちゃんが手をすべらせてパスが届かず失敗。ポイントを獲得出来なかった。うつむく楓季ちゃんに父は「落ち込まんでいい」と声をかけた。
第2ステージは「ドリブルシュートタイムトライアル」。
正確にドリブルシュートを決める高木親子は規定の10回を記録1分10秒66でクリア。続く井戸親子は神那ちゃんが正確に決める中、最後の最後に父、茂造さんがミスを繰り返しタイムロス。結果1分35秒47でこの競技最下位。長谷川親子はスポーツ未経験の父、善正さんが健闘するものの、彼も最後の最後で油断しシュートミス。タイムを1分16秒16と惜しくも高木親子に追いつくことができなかった。
ボーナスステージは、バスケット界の生きる伝説「ワキール・オニール」と父が対決。トラックを半周遅れでスタートするワキールに追いつかれずに3分間走りきれば20P獲得できるのだ。しかし、ワキールの運動神経は桁違いだった。さすが生きる伝説とまで呼ばれる男。普段スポーツから遠ざかっている父親の背後に怪しく忍び寄ると、娘たちの悲鳴に近い父親への声援にも心ひるむことなく、茂造、善正を追い抜き、そして、ラスト8秒で高木陽一親子の夢も引き裂いた。手加減なしのワキール。そんな彼に、かわいい子供たちの口から思わず「ウザイ」という言葉が発せられた。最初に脱落した井戸茂造さんは「体力の限界」と酸素吸入器を吸い、長谷川善正さんも「娘の声援は聞こえたけど、駄目ですわ」と酸素を吸入。高木陽一さんは「3分ではなく、2分なら逃げ切れた」と言うものの、「そんなわけないだろ!」とワキールの怒りをかうばかりだった。
結局、ボーナスポイントは3組とも獲得することはできずに第3ステージ「ドリブルリレー」を迎えることに。
この競技の結果、上位2チームが決勝進出となる重要なステージ。子供が100回ドリブルを行ったあと、父にボールを渡す。ボールを受け取った父がドリブルしながらコートを走りシュート。早くゴールを決めたチームが50P(1位)、30P(2位)獲得できる。
ここまでの合計獲得ポイントは高木親子が40Pでトップ。そして、井戸親子と長谷川親子がともに20Pで2位である。
子供たちの100回ドリブルが始まった。腰を落として一番早くクリアしたのは高木衿花ちゃん。僅差で井戸神那ちゃん。そして、前を走る高木陽一さんの後ろをバスケット経験者の井戸茂造さんが安定したドリブルで追う展開に。しかし、陽一さんは見事に一発でドリブルシュートを決め、1位。そして、1秒遅れで茂造さんがゴール。これで決勝進出はこの2チームに決定した。
決勝進出前で敗れた長谷川楓季ちゃんは、この結果にくやし涙を流した。しかし、この経験をもとに、父親とさらに練習を重ねてゆくのだろう。「がんばったけどしょうがないね」と父は娘を気遣った。
決勝は「フリースローPK対決」。互いのチームが5投のフリースローで勝負を決める。同点の場合はサッカーのPKの如く、サドンデスで勝負を続ける。第1投は子供から。その後は親子交互に投球するのだ。
先に投げるのは、1位通過の高木親子の衿花ちゃん。この日のために父が新たにバスケットシューズを買ってくれた。そんな父の期待に応えようと慎重に投球。しかし、失敗。続いて2位通過の井戸親子、神那ちゃん。この日のために仕事が終わった後も練習に付き合ってくれた父に報いたい。そんな彼女は冷静さを維持し、見事成功。
結局、この後、高木親子は惜しくもゴールならず。また、井戸親子は父、茂造さんもシュートを決めて、第4投時点で2対0とリードした井戸親子の優勝が決まった。
優勝を決めた井戸親子。娘は父に「かっこよかった」と言った。父は「初めて言われました。汗をかいた甲斐があった」とはにかんだ。また、敗者にも笑顔が浮かび、高木親子の衿花ちゃんは父に「パパ、凄かったよ」と誇らしげに告げた。
そして、決勝進出ならなかった長谷川親子の楓季ちゃん。図らずも涙を流してしまった負けん気の強い彼女は父に「パパの凄さを見られて良かった」と言い、そして「将来の夢は、家を継ぐこと」と続けた。父は少し照れたように「それまで頑張らなくちゃ」と笑った。これからも3組の親子は、その絆で成長してゆくのだ。
ペナキッズ・リニューアル第1弾「親子バスケット対決」は井戸茂造、神那親子の優勝で幕を閉じた。
|
|
第1ステージ「20連続パス」
・・・成功したチームが10P(ポイント)獲得
高木陽一・衿花親子 |
|
「クリア」 |
|
10P獲得 |
井戸茂造・神那親子 |
|
「クリア」 |
|
10P獲得 |
長谷川善正・楓季親子 |
|
「クリアならず」 |
|
0P |
第2ステージ「ドリブルシュートタイムトライアル」
・・・1位30P 2位20P 3位10P獲得
高木陽一・衿花親子 |
|
1分10秒66 |
|
1位 |
|
30P獲得 |
|
合計40P |
井戸茂造・神那親子 |
|
1分35秒47 |
|
3位 |
|
10P獲得 |
|
合計20P |
長谷川善正・楓季親子 |
|
1分16秒16 |
|
2位 |
|
20P獲得 |
|
合計20P |
ボーナスステージ
・・・お父さんがワキール・オニールに3分間追いつかれなければ20P獲得
井戸茂造 |
|
残り1分22秒で撃沈 |
長谷川善正 |
|
残り1分で撃沈 |
高木陽一 |
|
残り8秒で撃沈 |
第3ステージ「ドリブル・リレー」
・・・1位50P 2位30P 3位ポイントなし
(今までの獲得ポイントにこのステージ結果を加算し、上位2チームが決勝進出)
1位 |
|
高木陽一・衿花親子 |
|
50P獲得 |
|
合計90Pで1位で決勝進出 |
2位 |
|
井戸茂造・神那親子 |
|
30P獲得 |
|
合計50Pで2位通過 |
3位 |
|
長谷川善正・楓季親子 |
|
ポイントなし |
|
合計20Pで進出ならず |
決勝「フリースローPK対決」
・・・親子交互で5回のフリースローを行い得点ポイントの高いチームが優勝。
第1投は子供。その後は親子が交互に投げる。
5回行って同点の場合はサドンデス。
第1投 |
|
高木衿花 |
|
× |
|
|
井戸神那 |
|
○ |
第2投 |
|
高木陽一 |
|
× |
|
|
井戸茂造 |
|
○ |
第3投 |
|
高木衿花 |
|
× |
|
|
井戸神那 |
|
× |
第4投 |
|
高木陽一 |
|
× |
|
|
井戸茂造 |
|
- |
第5投 |
|
高木衿花 |
|
- |
|
|
井戸神那 |
|
- |
|
井戸茂造・神那親子の優勝 |
|
|