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日系ブラジル人チーム「コレジオ・ドン・ボスコ」の本場ブラジル体操 |
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ボスコのキャプテン、アルトル・メイラ・デ・
ゾウザ君 |
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小柄なじゅんやがゴールに迫るが・・・ |
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12歳になったばかりの亮。自ら祝砲なるか!? |
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ジョアオ君と翔耶の一騎打ち |
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サンバを奏でるブラジル応援団 |
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とにかく熱いブラジル応援団 |
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「シュートを打たない!」と隼大(左)とFWアキラ |
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今回対戦するのは、日系ブラジル人チーム「コレジオ・ドン・ボスコ」。奇しくも、数日前にW杯でブラジルに敗れた日本代表。その仇討ちを打つ形となるのだ。
王国ブラジルチームはキャプテンのアルトル・メイラ・デ・ゾウザ君始め、恵まれた肉体を持つ大型チーム。そして、応援団もドラムなどの鳴り物を手にサンバを打ち鳴らす、熱くて激しいチームなのだ。
そんなブラジルチームを威嚇しようと、まずは「ブラジル体操」を放つペナキッズ。しかし、ボスコのメンバーは全く表情を変えない。ペナキッズレベルでは本家に通用しないということか。ともかく試合が開始された。まずは小柄ながらスピードを活かしたペナキッズがブラジルゴール前に迫る。コーナーキックから作ったチャンスにじゅんやがシュートを放つが、GKゾウザ君の大きな体を前に焦ったか空振り。好機を逃してしまう。
一方、ボスコは高身長で美男子のジョアオ君を中心にペナキッズゴールに迫る。しかし、その攻撃を抑えるのが、この日DFに入った亮。実は、彼は12歳の誕生日を迎えたばかり。両親がプレゼントとしてくれた「キャプテン翼」の如き好プレーで両親の期待に応えたい。そして、この日の亮は、ボスコ攻撃陣を抑えるばかりでなく、豪快なミドルシュートを見せるなど、随所で輝きを見せていた。
しかし前半終了間際、ペナキッズは一瞬の隙をつかれジョアオ君にドリブル突破をゆるす。そして、そのままGK翔耶と1対1の勝負に持ち込まれ失点。重い1点を献上することとなった。ワッキーコーチは思わずこぼす。「日本代表チームと同じ時間帯に取られてしまった」。結局、後半の攻撃も及ばずこの1点が決勝点となり敗北。代表チームの仇討ちとはならなかった。
試合後、汗を拭い、水を飲む選手たち。その中で隼大がいつになく厳しく言い放った。「FWがシュートを打たん」。その目の前にはFWのアキラがいた。しばらく沈黙の後アキラがつぶやいた。「打てるところで打たんかった」。
これが今のペナキッズの弱点だった。
ペナキッズの攻撃を防いだボスコGKのゾウザ君はペナキッズにメッセージをくれた。「サッカーを楽しんでください。そして、愛知FCに勝ってください」。
しかし、その言葉にも、この日のペナキッズは明るさを取り戻すことはできなかった。 |
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一生懸命努力すればするほど、運は味方する |
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全メジャータイトル制覇
ゲーリー・プレーヤー
(南アフリカ・プロゴルファー) |
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