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過去の成長記録
4月30日(日)
恐怖に打ち勝ちコラードリブルをクリアしたまさ。その眼には涙が・・・
いよいよ今回から本格的練習を開始。まずは基本練習となるドリブルからスタート。等間隔に並べられたカラーコーンの間をジグザグにボールコントロールするペナキッズ。思ったよりも皆がうまくクリアしてゆく。
しかし、ワッキーから見ればまだまだ欠点だらけ。
そこで、アドバイス。「みんな利き足を使いすぎている。両足をバランスよく使わなくてはいけない。そして、目線。下ばかり見ていてはいけない。周囲を見ながらボールコントロールをしなくてはいけないのだ」。
しかし、講釈だけでは駄目。そこでワッキーとヒデが二人でボールさばきを見せるのだが・・・。この時に使用したボールがセナが買ってもらったばかりのニューボール。それを二人が使ってしまったことでなんとセナが泣き出してしまう。機嫌を損ねた二人。
ここで練習を休憩し、皆でおやつを食べに行くことを提案。地元の小学生に人気の「ハッピー」でたこ焼きを買って神社で食べることに。境内でたこ焼きを食べるうちにセナの機嫌も良くなり、そして、再び練習のためにグラウンドに戻るとそこには・・・。
見るからに怖いおじさんが整列していた。これこそ特訓「コラードリブル」の為に集まってもらった地元でも指折りの悪人顔(変装しているが)の人たちだった。恐怖に打ち勝ちこのおじさんたちの間をドリブル突破するのが「コラードリブル」。
もし途中で体やボールがおじさんに触れようものなら「こらー!」と怒られてしまうのだ。
恐る恐る突破するぺナキッズ。その中でどうしてもクリアできない少年がいた。まさだった。変装したおじさんの威圧感のため近づくことができないのだ。仲間たちの応援の中、なんとか3度目の挑戦でクリア。その時まさは、なかなか恐怖に打ち勝てなかった自分がくやしくて涙するのだった。
また一つ強くなったぺナキッズ。最後には、実はとても優しい近所の「コラーおじさん」たちとともにグラウンドを走るのだった。
今週のお言葉
失敗を恐れるよりもチャレンジしないことを恐れよ
  本田宗一郎
(日本のホンダを世界のホンダへと育てた
エンジニア)
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4月23日(日)
豊山町町長に応援を要請
 前回、強豪「愛知FC」に15対0で大敗したペナキッズ。ペナルティは彼らを勇気づけるためにも地元の応援を仰ぐことを計画。いわゆるフランチャイズ性。地元のサポートを受け、それとともにチームを盛り上げてゆくのだ。早速、グラウンドを飛び出し町を行進するペナキッズ。ピカピカのサッカーボールに町の人の応援メッセージを書き込んでもらいながら進んでゆく。ふとん屋さんや本屋さんも協力的だ。植栽をしているおじさんにはメッセージのお礼に草取りのお手伝いをする。ところが草と思って抜いたのは、おじさんが育てようと植えた苗だった。指揮した監督ヒデの大失敗である。全く申し訳なし。一団はいよいよ豊山町役場に到着。ここでは町長から応援メッセージを頂き、フランチャイズ計画も順調なスタート。さてグラウンドに戻ったペナキッズ。ここでいよいよペナ流トレーニングを開始。まずは特訓「必殺カルタラン」。これはグラウンドに広く散りばめたカルタをコーチ、ワッキーの読みに合わせてキッズが走り拾うというもの。走りながら文字を読み取ることで観察力と判断力を養い、すばやくカルタに近づき拾い上げることで、瞬発力と走力を鍛えるという画期的トレーニングなのだ。
 そして次なる特訓は「グラグラ一本橋」。頭にボールを載せたヘルメットをかぶり平均台を渡るのだ。バランス感覚と耐久力を必要とするスペシャルメニューなのだ。成功したものはワッキーの熱い抱擁を受けられる。その喜びを求めてペナキッズが特訓に挑む。
今週のお言葉
成功は結果であって、目的ではない
  生涯を文学に捧げた小説家、フローベル
(フランス)
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4月16日(日)
 2006年春、ペナルティは初めてペナキッズと出会った。彼らの練習を覗いてみるとサッカーエリートだった二人とは次元が違いのんびりとしたもの。「集合」の号令をかけてもゆったりと集まってくる始末。そんな彼らに基礎となるパスのテクニックを伝授し始めるペナルティ。しかし、顔面にボールを当てるなどコントに近い子供もいて・・・。

 ペナルティはそんな彼らの実力を知るために、まずは試合を行うことにする。対戦相手は愛知県屈指の強豪の「愛知FC」。「勝ちます。十分に自信あります」と胸を張る愛知FCキャプテン。一方、愛知FCの印象を聞かれたペナキッズは「優勝~」と答える始末。試合前から敗北感が漂って。

「がんばれ!」ペナルティの掛け声と共にキックオフ。と、その瞬間愛知FCにボールを奪われゴール前を脅かされる。そしてその後、愛知FC怒涛の攻撃が幕を開けるのだ。前半3分にゴールを決められると、その後ペナキッズのボールの支配率は10%にも満たない状態。キーパーみずぐちの脇を幾つものシュートが通り過ぎてゆく。更に、たいちにアクシデントが起こる。相手ボールを奪おうとした矢先に、顔面にボールを受け鼻から出血。チームメイトはボールを追うことを忘れ、彼に駆け寄ってしまう。その優しさがペナキッズを更に窮地に追い込むのだ。前半は結局11対0で終了。キーパーみずぐちは、ワッキーの問いかけにも答えることが出来ず涙ぐむ。

 後半、メンバーを入れ替え臨む。キャプテンはやたや、キーパーしょうやが頑張るが結局4失点。結果15対0と大敗を喫してしまった。

 試合後、ワッキーは「まずは相手を思いやってパスを出すようにしなさい。サッカーはトイレのサンダル。次に使う人のことを考えて使うもの。パスも同じことなのだ」と名言をはく。そして、笑顔の戻ったペナキッズと夕日の中、グラウンドを駆けて行くのだった。
今週のお言葉
サッカーはトイレのサンダルと同じだ。
人を思いやる気持ちが大切なのだ。
  デッドマール・クラマー
(日本サッカーの父・ドイツ人)
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