WEBメビナビ
第46話
3月3日(土)
不死身のグローザム
マグネリュウム・メディカライザー
かつて
ウルトラセブン
は、ガッツ星人の策略にはまり、十字架にかけられたことがある。その時、セブン自身からの通信でウルトラ警備隊が製作し、救出作戦に使用されたのが、マグネリュウム・エネルギー光線砲だ。この時は、マグマライザーからセブンの額のビームランプへの照射に成功し、セブンを復活させることができた。マグネリュウム・メディカライザーは、これを
メテオール・カートリッジ化
したものなんだ。
マクスウェル・トルネード
フジサワ博士が考案した新メテオールで、
ガンローダー
に搭載されたブリンガーファンのパーティクル・コンプレッサーに組み込む形で搭載する。発生させた炎の竜巻は、19世紀の物理学者マクスウェルが提唱したデーモンのように、速い分子と遅い分子を振り分け、対象物のエントロピーを低下させる。その結果、
グローザム
の細胞には急激に熱が蓄積され、再生機能が働かなくなるばかりか、細胞そのものが破壊されてしまうんだ。
「俺が受けた悲しい想いだけは君に味わわせたくはない」
40年ほど前、ウルトラ警備隊と共に数々の侵略者と戦った
ウルトラセブン
は、疲れ果てた体を引きずり、逃げるように地球を去らなくてはならなかった。その後、再び地球の守りについた時には、脚を折られ、変身する事もできず、
MAC
の隊員たちにも多くの犠牲を出してしまっている。ウルトラセブンは、仲間を失う悲しさを、誰よりも知っているウルトラマンでもあるんだ。
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