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第71回(9/16)

イヤな煙とサヨウナラ!失敗しない禁煙術

ゲスト 桑野信義

タバコを吸いたくなるのは「ニコチン依存症」という、れっきとした病気。
ニコチンは血管を収縮させ、心臓や脳に負担をかけてしまいます。また、動脈硬化を進行させる一因となる一酸化炭素など、タバコの煙に含まれる有害物質は200種類以上にもなります。

禁煙のポイント

タバコをやめるとおよそ72時間後には体内のニコチンが完全に抜けるといいます。そのため禁煙3日目が禁断症状のピークとなります。禁断症状をシャットアウトするために、カラダを動かす等してみましょう。
食事後は多くの喫煙者がタバコを吸いたくなるポイントです。食事後はすぐに歯磨きをしてみましょう。口内環境も改善されて一石二鳥です。
お酒の席では、アルコールの脳への刺激で快感を感じたり気が緩んだりしてタバコを吸いたくなってしまいます。一番いいのはお酒の席には近づかないことです。

知って得する!「タバコの常識、非常識」

煙の有害性
喫煙者が吸うタバコの煙より、タバコの先からでる副流煙の方が数倍有害です。
換気扇
家の中で吸うときは換気扇の下で、という方も多いのではないでしょうか?しかし、目に見えているタバコの煙はごく一部です。煙が換気扇に取り込まれているように見えても、ほとんどの有害物質は部屋中に拡散してしまいます。
タバコの有害物質は、無風状態で、喫煙者の半径7mまで届くそうです。
軽いタバコ
ニコチンの実際量は表示値よりも多くなります。
また、ニコチンへの自己調節と言って、自分にあったニコチン量を吸収するように深く吸ったりして、カラダが調節している場合もあります