第64回(7/22)
組み合わせに技あり!緑黄色野菜で健康ライフ
ゲスト | 松居一代 |
健康維持に欠かせないビタミンACEなど、細胞の老化を防ぐ抗酸化ビタミンが豊富な緑黄色野菜。
緑黄色野菜とは、切った時に中まで色が濃く、また一般に100g中カロテンを600μg以上含む野菜の事を言います。
ビタミンACEの健康効果
・皮膚や粘膜、血管などを正常に保つ。
・細胞の老化を防ぎ、免疫力をあげる。
また、緑黄色野菜に多く含まれる抗酸化ビタミンは、循環器疾患や生活習慣病予防にも効果が期待できます。
栄養価の高い野菜の見分け方
とれたての野菜は栄養価も高く、美味しいのでおススメです。
また季節にあった野菜を選ぶ事もポイントです。
・ニンジン
芯が小さい方が栄養価が高く、柔らかくて美味しいので、葉の切り口は小さい方がおススメです。
・トマト
ヘタとは反対側にある先端部分の中心から、放射線状の白い線が長くのびている方が栄養価が高く、
完熟しているので美味しいです。
・カボチャ
ヘタの反対側の円が小さい方が栄養価が高いです。
・アスパラガス
穂先が開いているものの方が栄養価は低くなります。
「簡単!ニンジンご飯」
・材料(4人前)
米四合/ニンジン400g/塩小さじ2杯
サラダ油大さじ2杯半/ニンジンの葉適量
・作り方
(1)みじん切りにしたニンジンをといだお米に加え、塩で味を調えて、サラダ油を入れます。
(2)炊きあがった後に、茹でたニンジンの葉(みじん切りを混ぜます。
栄養価を高めるポイントはサラダ油。緑黄色野菜は油と一緒に摂る事で、体内へのカロテンの吸収率を
あげる事ができます。
緑黄色野菜の健康組み合わせ術!
・胃腸にやさしい組み合わせ「オクラ&ブロッコリー」
オクラの成分ムチンは胃の粘膜を保護し、ブロッコリーに含まれるバランスのよい抗酸化ビタミンは、
胃腸の働きを正常に保ちます。
・お肌によい「ミニトマト&カボチャ」
お肌のトラブルを防ぐミニトマトのリコピンが、活性酸素の除去を促進します。また緑黄色野菜の中でも
カボチャは、コラーゲンを生成するビタミンCを豊富に含んでいます。