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第6回(5/21)

紫外線と白内障

ゲスト 中島誠之助

風薫る5月。
爽やかな風が頬を撫で、陽射しがとても気持ちの良いのですが、この季節は紫外線に気をつけましょう。
5月から夏場に掛けて、年間の8割近い量の紫外線が降り注ぎます。
シミやシワは勿論ですが、紫外線は目にも悪影響を及ぼすのです。
例えば、白内障は、眼のレンズに当たる水晶体が老化によって白く濁る疾患。
最悪のケースは失明に至ります。
70代には、ほぼ100%の人に症状が現れますが、世界保険機構によると、白内障が原因で失明する人は世界で年間1600万人にも達し、その内の2割が、紫外線の影響を受けているのです。

(予防法)

眼のウォーキング

見る物との距離によって水晶体の厚みを変え、眼のピント調節を行っている毛様体。
その働きは歳と共に衰え、老眼鏡の常用でピント調節を行う必要もなくなるとさらに衰えが加速してしまいますが、毛様体を元気にする方法があります。

1. まず、眼の前15センチの指先を見つめます。
   
2. 次に、指先の向こう、出来るだけ遠くを見て再び、指先に視線を戻します。
   
3. 1秒ごとに視線の移動を繰り返します。
1回5往復。1日10セットを目標に続けてみて下さい。
仕事の合間などに、眼のお散歩を!
いつでもどこでも手軽に出来る「眼のウォーキング」で毛様体を鍛え、眼の老化を予防しましょう。