最近、少年少女が関係する事件・事故のニュースをよく耳にします。その傍らで犯罪や非行をした人の更生保護を支援する保護司の方々。「保護司」の存在は以前から知っておりました。しかし、今回、実在の保護司の方をモデルにしたドラマに出演するにあたり、台本を読ませていただき、保護司の仕事がいかに大変なものなのかを痛感いたしました。
　この作品のモデルとなった大沼さんは、２人のお子さんのお母様である上に、保護司のお仕事をしていらっしゃる。頭の下がる思いです。私自身、ただでさえ13歳の息子の子育てにてこずっているのが実状。自分の子供でもどうにもならないのに、その上、人様のお子様の面倒をみるなんて難しい･･･と最初は思いましたが、自分の子供だからこそ、何かを見落としているのかもしれませんね。
　今回の撮影を通して、その見落としている「何か」を見つけられることを期待しています。また、このドラマを通してみなさんに、お互いを思いやることの大切さを感じていただければ幸いです。