


Shogo Takeda
竹田 章悟
2016年入社
報道部
「大学は人生の夏休み」という言葉を真に受けた生活で、決して褒められた学生ではありませんでした。そんな中でも、比較的、真面目に取り組んでいたのはアルバイトだったかなと思います。
飲食系のコンサルティング会社で働いていたのですが、最近若い男女に人気のある業態のプロモーションを担当していました。今では全国的に流行していますが、当時は知名度がほぼゼロだったので、営業にかなり苦戦した記憶が蘇ります…。
大学時代の経験とは無関係ですが、入社以来、報道部で記者をしています。
4年目の夏までは警察担当として事件・事故を取材。JNN取材団の一員として「京都アニメーション放火事件」などの他エリアの事件も現地で取材し、特集制作や中継を行いました。
その後は政治を担当し、知事や国会議員、各政党などを取材。県の施策や政局について記事を書いて来ました。
去年は、ドキュメンタリー番組の制作にも取り組みました。地上波だけでなく、YouTubeや映画展開も進め、新しいテレビ報道の在り方も日々摸索しています。
現在は、岐阜の警察・行政・経済など県全体の責任者として、森羅万象を取材。凶悪事件から話題のダイエットまで幅広いジャンルを日々伝えています。


ある介護施設での連続不審死事件の取材で感じたことがあります。
発生当時、事情に詳しいとされた関係者にインタビュー取材を試みました。しかし、センセーショナルな部分だけを切り取られるのではないかなどという不信感が理由で、断られました。
その後、たびたび連絡をとりながら、事件から3年以上が経ったころ、再びインタビューをお願いしました。すると、今度は快諾。事件の裁判を前に貴重な報道が出来ました。
インタビューを受けた理由を聞くと、数年の交流で信頼関係ができたことに加え、「本当は話したいこともあったんです」と。人との繋がりから、声なき声を拾えた気がしてやりがいを感じました。
若手でも積極的にチャレンジさせてくれる風土があるところです。
「こういう番組を作りたい」など意欲的な若手に対しては、背中を押してくれる先輩・上司が多いです。20代の番組プロデューサーもいます。社員数が少ない分、チャンスは多く、若手から仕事にやりがいを感じることができると思います。

採用ホームページをご覧頂き、ありがとうございます。
学生時代をコロナが直撃し、たくさんの我慢や苦労を強いられたと思います。理不尽に思うことも少なくなかったのではないでしょうか。
しかし、そんな誰も経験したことのない学生時代を乗り越えてきた皆さんは、必ず社会に出ても活躍できると思います。ぜひ自信を持って就職活動に臨んでもらえたらと思います。


竹田君とは愛知県警と県政記者クラブで共に仕事をしましたが、関係者の懐に飛び込んで特ダネを掴んでくるのはもちろん、視聴者に興味深く観てもらえるための構成力、さらにはベストなタイミングでOAするための社内調整などにも長けていて、“如才ない”という言葉が彼を良く表していると思います。
警察担当時代には2003年に名古屋市で発生した立てこもり事件で、捜査本部が置かれたビル内部の映像を独自に入手。当時の関係者らを丁寧に取材し、事件の緊迫した様子や教訓を伝える素晴らしい特ダネとなりました。
なんとそのころ彼はまだ3年目。文字通り脱帽で、今後の活躍が本当に楽しみな後輩です!