学生の本分である勉強はそっちのけで歌って踊ってばかりいました。
私はミュージカルサークルに所属しており、舞台で演じる他にも、脚本、演出、振り付け、小道具作りなどとにかく作品作りに没頭していました。
昔から何かを作ることが好きで、それが今の仕事にもつながっていると思います。
他にも海外留学、旅行、バイト、観劇、飲み会、昼寝、など学生生活を謳歌しておりました。
はっきり言って、就活を意識した行動はほとんどしていませんでした。
（もちろん就活時期が近付いたころに準備はしましたが）
熱中して打ち込んできたことが、そのまま就活にも役立ったと思います。

ジョン・レノンに憧れている人の役を演じるわたしです

現在５年目で、チャント！を１年、ゴゴスマを３年半 担当してきました。
始めはADとして、台本のコピーやフリップを持って走ったり、出演者に水を渡したり「ザ・AD」という仕事をしていました。

現在は「ゴゴスマ」のディレクターとして、ボード・フリップやVTRを作って毎日の生放送に臨んでいます。
さらに、水曜日には曜日チーフも担当しており、放送でどんな内容を扱うのか、そのネタでどんなフリップを作るのか、どのように展開するのか、誰をゲストに呼ぶのか、など番組の構成を考えています。
全国規模の番組で、自分が考えた内容が放送されていると思うとちょっと恐ろしいですが、同時にものすごくやりがいがあります。

ドキドキしながら、先輩の教えのもと卓に座る

名古屋駅前の“畑おじさん”を見つけた時です。
「は？」と思っている人がほとんどだと思いますが、今年ちょっぴりニュースを賑わせた「名古屋市管理の土地に謎の男性が無断で野菜を育てた」珍事件のことです。（詳しくはYouTubeチャンネル・CBCニュースで配信されています）

私は「謎の男性を取材したい」と思い、「“畑おじさん”待ち伏せ作戦」を開始。
「畑おじさんは早朝に来る」との情報を得て、私は何日も朝５時から、ただ畑おじさんを待ちました。眠くて寂しい時間です。
そんな中、手伝いを名乗り出てくれた先輩もいて、始めて数週間、ついに先輩が畑おじさんに遭遇。
後日私も会いに行き、おすそ分けをもらうまでの仲に…
先輩ディレクターの協力、そして畑おじさんとの出会い、「繋がり」を感じた瞬間でした。

畑を撮影しながら、おじさんとの遭遇を待ちます

そして、ついに「畑おじさん」との接触成功！

①面白い人がたくさんいる
私の周りの人はみんな個性豊かで、すぐ冗談を言うP、マッチョな同期、超天然な先輩、寡黙な仕事人からギャルに至るまで本当に様々です。
しかし、全員に共通しているのは、「良い物を作る」という１つの目標に向かって、全力で向き合っているところ。毎日皆から刺激を受けています。

②なんでも挑戦させてくれること
今年８月に特番「土曜日もゴゴスマ！」で初めて番組の演出を担当させてもらいました。
どんな番組にするのか１から作っていくなかで、全体の方向性を決めるのが私の仕事でした。
経験の浅い私に「好きにやったらええ」と言いながらも、不安そうな私を見て的確なアドバイスをくれる先輩たち…
そんなサポート態勢万全の中でチャレンジさせてくれるところが好きです。

「土曜日もゴゴスマ！」本番前に“ソーシャルディスタンス円陣”を組みました！

自分の“好き”を存分にアピールしてください！
学生時代にやっていたこと、サークルでもバイトでもゼミでもパチンコでも、なぜそれが好きなのか？さらに楽しむためにどんな工夫をしたか？続けるために何をしたのか？
どんな職業に就くにせよ、その“熱”は全ての仕事につながってくると思います。

中島さんは水曜日の担当Ｄとしてゴゴスマを支えてくれています。担当Ｄは曜日ごとに一人ずつ。きょうの２時間をどんな話題で盛り上げようか、いま関心があるのは何なのか？曜日を背負って演出をしてくれます。
中でも彼女が好きなのは「動物ネタ」。コブハクチョウに噛みつきイルカ、姫路のシロサギ、サル、クマ、熱帯魚と数知れず。いまやゴゴスマ名物・動物ネタは彼女無しでは語れません。場を盛り上げるのも彼女の得意技。真骨頂は会議室の真ん中で見せてくれるＹ字バランス。天女の羽衣・鎖かたびら、着てくる服でも盛り上げます。
そんな彼女はいつもとにかく一生懸命。これぞ！と思えばまっしぐら。どんなに頭を悩ませようがやり切った後は、疲れてデスクでウトウト…そんな姿もかわいく見える自慢の後輩です。