1992
第33回大会
尾崎将司
Masashi Ozaki
大会概要
会場 | 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース 6,473Yards Par70(35 - 35) |
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賞金総額 | ¥120,000,000 |
期日 | 4月30日~5月3日 |
カット | 5オーバー145までのプロ64名とアマ上位3名 計67名 |
出場者数 | 99名(アマ5名) |
大会スコア
1位 | 尾崎 将司 | 68-69-66-67=270 | ¥21,600,000- |
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2位 | Brent Franklin | 69-67-71-67=274 | ¥10,080,000- |
2位 | Peter Senior | 72-71-65-66=274 | ¥10,080,000- |
4位 | 陳 志明 | 70-69-68-68=275 | ¥5,280,000- |
4位 | 大町 昭義 | 70-70-67-68=275 | ¥5,280,000- |
6位 | 尾崎 直道 | 69-68-70-69=276 | ¥4,080,000- |
6位 | 中村 通 | 67-68-71-70=276 | ¥4,080,000- |
8位 | Michael Harwood | 70-72-69-66=277 | ¥2,940,000- |
8位 | 中嶋 常幸 | 70-65-69-73=277 | ¥2,940,000- |
8位 | 鈴木 弘一 | 68-70-67-72=277 | ¥2,940,000- |
8位 | 青木 功 | 70-71-69-67=277 | ¥2,940,000- |
12位 | Brian Jones | 72-70-68-68=278 | ¥1,956,000- |
12位 | 牧野 裕 | 70-72-66-70=278 | ¥1,956,000- |
12位 | 東 聡 | 73-68-69-68=278 | ¥1,956,000- |
12位 | 金子 柱憲 | 70-68-69-71=278 | ¥1,956,000- |
16位 | Roger Mackay | 70-71-69-69=279 | ¥1,363,200- |
16位 | 羽川 豊 | 68-67-72-72=279 | ¥1,363,200- |
16位 | 芹澤 信雄 | 71-68-69-71=279 | ¥1,363,200- |
16位 | Graham Marsh | 74-71-67-67=279 | ¥1,363,200- |
16位 | 室田 淳 | 74-71-65-69=279 | ¥1,363,200- |
- ベストアマ 小山正行 294 64位タイ
1R
米国ツアーのC・ペイビン、欧州ツアーのS・バレステロス、日本ツアーの尾崎直道と世界3大ツアーの前年賞金王が揃った。豪雨の中で幕が開けた初日は、午前中1時間の競技中断という波乱のスタートだったが、午後からは天候が回復し、曇り、微風の好条件となった。その中でトップに立ったのは山本善隆、高橋勝成、中村通、小林富士夫の3アンダーグループ。尾崎将司は、首位と1打差の好位置につけ、ペイビンは倉本昌弘、尾崎直道らと9位タイ。前年優勝のバレステロスは2オーバー41位タイと出遅れた。
2R
レフティの羽川が首位に並ぶ
2日目は時折和合特有の風が吹き抜け、選手を悩ませた。しかし中嶋常幸は7バーディ、2ボギーの65と一気に爆発。米国のマスターズ、前週のダンロップと続いた予選落ちの鬱憤を晴らし、羽川豊、中村通とともに首位に並んだ。尾崎将史、直道兄弟は2打差の好位置につけ、実力者が上位にひしめく展開となった。
3R
3日目に指定席の首位に立つジャンボ
絶好のゴルフ日和、1万7千人余のギャラリーが詰めかけた。単独トップに立ったのは66をマークして通算7アンダーまでスコアを伸ばした尾崎将司。一方、中嶋もスコアを1つ伸ばして1打差の通算6アンダー。最終日はON対決の様相になった。注目のバレステロスは28位タイ、ペイビンも34位タイと伸び悩んだ。
4R
ON対決にファンの関心が集まり、3万人を超す大ギャラリーが押し寄せた最終日。尾崎将司は、1、2番を予定通りの連続バーディに仕留めて、最終組で一緒にまわる中嶋常幸、鈴木弘一の二人に先制パンチを見舞った。中嶋は4番で風に翻弄されてダブルボギーを叩き脱落。鈴木もアウトでつまずき万事休す。結局、フェアウエーを外したのが8番ホールだけという尾崎が、2位に4打差の“ひとり旅”の優勝。かつて難攻不落だった和合コースを4日間60代で回る完璧な内容だった。ペイビンは最後までパットに苦しみ24位グループ。バレステロスはショットが悪く、スコアを崩して32位に沈んだ。