1989
第30回大会
グレグ・ノーマン
Greg Norman
大会概要
会場 | 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース 6,473Yards Par70(35 - 35) |
---|---|
賞金総額 | ¥100,000,000 |
期日 | 4月27日~30日 |
カット | 8オーバー148までのプロ64名とアマ上位3名 計67名 |
出場者数 | 99名(アマ7名) |
大会スコア
1位 | Greg Norman | 65-68-71-68=272 | ¥18,000,000- |
---|---|---|---|
2位 | Blaine Mc Callister | 67-70-65-73=275 | ¥8,400,000- |
2位 | 鈴木 弘一 | 66-67-71-71=275 | ¥8,400,000- |
4位 | Mike Reid | 69-71-69-70=279 | ¥4,400,000- |
4位 | 尾崎 健夫 | 68-71-72-68=279 | ¥4,400,000- |
6位 | 陳 志忠 | 70-67-69-74=280 | ¥3,075,000- |
6位 | 金子 柱憲 | 69-69-71-71=280 | ¥3,075,000- |
6位 | Graham Marsh | 71-66-73-70=280 | ¥3,075,000- |
6位 | Craig Parry | 71-68-70-71=280 | ¥3,075,000- |
10位 | 尾崎 将司 | 73-71-70-67=281 | ¥2,300,000- |
11位 | 川俣 茂 | 70-71-66-75=282 | ¥1,840,000- |
11位 | Peter Senior | 69-73-71-69=282 | ¥1,840,000- |
11位 | 中村 通 | 71-69-69-73=282 | ¥1,840,000- |
14位 | 藤木 三郎 | 69-71-72-71=283 | ¥1,440,000- |
14位 | 渡辺 司 | 70-73-71-69=283 | ¥1,440,000- |
14位 | 芹澤 信雄 | 74-72-66-71=283 | ¥1,440,000- |
17位 | 安田 春雄 | 67-70-75-72=284 | ¥1,120,000- |
17位 | 青木 基正 | 73-74-67-70=284 | ¥1,120,000- |
17位 | Terry Gale | 73-75-66-70=284 | ¥1,120,000- |
20位 | 横山 明仁 | 71-76-67-71=285 | ¥940,000- |
20位 | 倉本 昌弘 | 70-75-70-70=285 | ¥940,000- |
20位 | 中村 忠夫 | 65-76-71-73=285 | ¥940,000- |
20位 | 羽川 豊 | 69-71-69-76=285 | ¥940,000- |
- ベストアマ 中川隆弘 293 55位タイ
1R
記念すべき第30回大会は、当時世界最強といわれたG・ノーマンをはじめ、2年連続優勝に静かな闘志を燃やすS・シンプソン、さらに前年のワールドシリーズチャンピオン、M・リードら強豪を迎えて開催された。初日、優勝候補の最右翼と目された尾崎将司とノーマンが同じ組でスタート。ともに攻撃的な超ロングヒッターで、しかも脂の乗り切った豪華な顔合わせにギャラリーの注目を集めた。尾崎は気合が先行して歯車がかみ合わないまま3オーバー73で出遅れ。ノーマンは快調にバーディを積み重ね、6バーディ、1ボギーの65をマークして、中村忠夫と首位に並んだ。
2R
2日目首位タイの鈴木弘一
冷たい北西の風10メートルという天候が、難コース和合の攻略をさらに難しくした。初日19人いたアンダーパーが、この日は11人となった。そんな中で首位に立ったのはノーマンと鈴木弘一。ノーマンは68、鈴木は67をマークして通算7アンダーで並走。G・マーシュが66のベストスコアで3位タイに浮上した。
3R
快晴、微風の3日目、上位選手の順位が激しく入れ替わる中でトップに立ったのはB・マカリスター。正確なショットと好調なパットがかみ合い、5バーディ、ノーボギーの完璧な内容で通算8アンダーまでスコアを伸ばした。前日トップのノーマンと鈴木はともに71で2打差の2位タイ。優勝争いはこの3人に絞られた。
4R
堂々たるゴルフを見せたノーマン
大ギャラリーを引き連れた最終組の優勝争いは「豪、米、日」の3カ国対決の様相だった。ところが、アウト9ホールで大勢が決した。ノーマンは1、2番連続バーディ、首位マカリスターも2番でイーグルを決めたが、鈴木は3番で1打を右へOBし、トリプルボギーを叩いた。4、5番で連続バーディを取り追い上げたがとても届かない。続いて後退したのがマカリスター。4番から4連続ボギーで首位をノーマンに明け渡し、あっさり2打差がついてしまう。ノーマンはインも堅実に1バーディ、1ボギーにまとめ、予算8アンダーで逃げ切った。これで通算56勝目。米国、欧州、豪州、日本の4大ツアーを制覇した。