1988
第29回大会
スコット・シンプソン
Scott Simpson
大会概要
会場 | 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース 6,491Yards Par70(35 - 35) |
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賞金総額 | ¥90,000,000 |
期日 | 4月28日~5月1日 |
カット | 9オーバー149までのプロ62名とアマ上位3名 計65名 |
出場者数 | 99名(アマ8名) |
大会スコア
1位 | Scott Simpson | 71-69-71-67=278 | ¥16,200,000- |
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2位 | David Ishii | 71-72-69-69=281 | ¥7,560,000- |
2位 | 尾崎 将司 | 71-69-69-72=281 | ¥7,560,000- |
4位 | Mike Reid | 69-70-73-71=283 | ¥3,720,000- |
4位 | 安田 春雄 | 71-75-66-71=283 | ¥3,720,000- |
4位 | 新関 善美 | 68-72-74-69=283 | ¥3,720,000- |
7位 | Terry Gale | 68-73-70-73=284 | ¥2,745,000- |
7位 | 藤木 三郎 | 70-74-64-76=284 | ¥2,745,000- |
9位 | 倉本 昌弘 | 74-69-75-67=285 | ¥2,205,000- |
9位 | Ian Baker-Finch | 73-74-71-67=285 | ¥2,205,000- |
11位 | 杉原 輝雄 | 78-71-69-68=286 | ¥1,728,000- |
11位 | Peter Senior | 72-73-70-71=286 | ¥1,728,000- |
13位 | 尾崎 直道 | 72-71-70-74=287 | ¥1,404,000- |
13位 | ※伊沢 利光 | 73-71-75-68=287 | ¥0- |
13位 | Graham Marsh | 72-73-73-69=287 | ¥1,404,000- |
13位 | 吉村 金八 | 70-71-70-76=287 | ¥1,404,000- |
17位 | 鈴木 弘一 | 74-70-72-72=288 | ¥996,000- |
17位 | Wayne Smith | 68-72-74-74=288 | ¥996,000- |
17位 | 牧野 裕 | 70-75-72-71=288 | ¥996,000- |
17位 | 三上 法夫 | 71-74-69-74=288 | ¥996,000- |
17位 | 横島 由一 | 75-70-68-75=288 | ¥996,000- |
17位 | 中村 忠夫 | 71-69-72-76=288 | ¥996,000- |
- ベストアマ 伊沢利光 287 13位タイ
1R
87年全英オープンチャンピオンのS・シンプソン、米国ツアーで26アンダーの快スコアを出して優勝したC・ベック、マスターズ3位で上り調子のC・スタドラーらの強豪が揃った第29回大会。初日2アンダーで首位に躍り出たのは、新関善美、陳志明、W・スミス、T・ゲールの4人。陳は8ホールで1パットを拾い、スミスも計23パットと好調なパットで68をマークした。注目の青木功は75を叩き、尾崎将司は9番でチップインイーグル、ところが14番ではOBと出入りの激しいゴルフで71。スタドラーもショットが乱れて49位と出遅れた。
2R
「精密機械」と言われるほどショットが正確なM・リードが首位に
激しい雨に見舞われた2日目はコースの様相が一変。加えて和合特有の風がプレーヤーを悩ませた。この日アンダーパーはわずか5人。首位に立ったのは通算1アンダーのM・リード。1打差の2位には連続優勝を狙う尾崎がつけた。青木も69で回り、67位タイから14位グループへと急浮上してきた。
3R
V2を狙うジャンボもミスを連発
雨上がりのグリーンはボールがよく止まり、パットの転がりも最高となった。首位グループが伸び悩む隙に、地元の藤木三郎が大会タイ記録の連続5バーディの快進撃で14位タイからトップに躍り出た。V2を狙う尾崎はバーディもあればボギーもあるゴルフながら2位をキープ。シンプソンも首位と3打差に踏みとどまった。
4R
最終日、首位と1打差でスタートした尾崎が1番から連続バーディで藤木をとらえた。しかし、その後尾崎がミスを連発し、2番、6番でスコアを伸ばしたシンプソンが追い上げにかかる。7番では6番アイアンでピンの右1.2メートルにつける会心のショットを放ち、3つ目のバーディを奪取。シンプソンがその後もつけ入る隙を与えず、通算2アンダーでクラウンズ2度目の優勝を果たした。尾崎は通算1オーバーでD・イシイとともに2位タイ。クラウンズ初優勝を狙った藤木は重圧に沈み、バーディなしの6ボギーで7位タイ。アウトで3バーディのチャージを見せた青木もインで4ボギーを叩き、23位タイに終わった。