中日クラウンズの歴史

中嶋を逆転した海老原清治、
会心のゲーム

1985
第26回大会
海老原清治
海老原清治
Seiji Ebihara

大会概要

会場 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース
5,936Yards Par70(35 - 35)
賞金総額 ¥80,000,000
期日 5月2日~5日
カット 5オーバー145までのプロ61名とアマ上位4名 計65名
出場者数 99名(アマ9名)

大会スコア

1位 海老原清治 70-70-66-70=276 ¥15,000,000-
2位 中嶋 常幸 67-67-70-74=278 ¥8,000,000-
3位 杉原 輝雄 69-73-68-70=280 ¥5,400,000-
4位 小林富士夫 70-73-71-67=281 ¥2,783,333-
4位 新井規矩雄 68-69-71-73=281 ¥2,783,333-
4位 尾崎 将司 71-68-71-71=281 ¥2,783,333-
4位 倉本 昌弘 70-71-68-72=281 ¥2,783,333-
4位 David Ishii 66-73-71-71=281 ¥2,783,333-
4位 D. A. Weibring 71-69-73-68=281 ¥2,783,333-
10位 村上 隆 72-68-71-71=282 ¥1,700,000-
10位 Willie Wood 71-68-72-71=282 ¥1,700,000-
12位 鈴村 照男 65-72-73-73=283 ¥1,350,000-
12位 青木 功 74-70-67-72=283 ¥1,350,000-
12位 塩田 昌宏 71-72-71-69=283 ¥1,350,000-
15位 鷹巣 南雄 69-70-70-75=284 ¥937,142-
15位 長谷川勝治 69-69-72-74=284 ¥937,142-
15位 Terry Gale 72-73-69-70=284 ¥937,142-
15位 磯崎 功 69-70-73-72=284 ¥937,142-
15位 藤木 三郎 70-67-72-75=284 ¥937,142-
15位 上原 宏一 70-72-70-72=284 ¥937,142-
15位 前田 新作 71-73-68-72=284 ¥937,142-
  • ベストアマ 尾家清孝 289 38位タイ

1R

第23回大会優勝のG・ホルバーグをはじめ、85年度のUSPGAツアー平均ストローク第1位に輝いたD・プーリーなど、海外の強豪が押しかけた。初日、6バーディ、1ボギーの65をマークして単独トップに躍り出たのは、和合がホームコースの鈴村照男。1打差の2位には前年の賞金ランキング2位で急成長の尾崎直道と、24回大会でプレーオフの末に敗れ2位に泣いたD・イシイ。そして3アンダーの4位には注目の中嶋常幸と、この日23パットと好調なパッティングでピンチを凌いだ中村通がひかえた。

2R

2R

念願のタイトルに燃えた中嶋

薄曇りの2日目、前日トップの鈴村は72を叩いて後退。代わってこのビッグタイトルに意欲を燃やす中嶋が、正確なショットで藤木三郎と並ぶ67のベストスコアをマークして通算6アンダーの単独トップに躍進。3打差の2位グループには春先の米ツアーで2位に入り自信を深めた新井規矩雄と藤木、鈴村が並んだ。

3R

3R

3日目に2位に浮上した海老原

晴天の3日目、首位の中嶋は出入りの激しいゴルフながら70のイーブンパーで通算6アンダー。足踏み状態ながら首位をキープした。この日、66の好スコアをマークした海老原清治が12位から一気に2位へ急浮上。我孫子中学では青木功の後輩にあたり、プロ入り15年目のベテランに初のビッグチャンスが巡ってきた。

4R

最終日、ゲームは意外な展開を見せた。トップの中島を2打差で追う海老原は1、2番と連続バーディ、スコアを崩す中嶋を横目に手堅いプレーを続けた。11番で海老原が上から5メートルのバーディパットを決めて逆転。16番では中島が1メートルの短いパットを外して2打差となり、主役は中島から海老原に移った。数々の逆転劇を生んだ17番も自信を持ってピン1メートルにつけて切り抜け、最終18番では13メートルのパットにしびれることなく、5センチにつけて、中嶋を突き放した。海老原は82年の千葉県オープン以来の2勝目、しぶとい試合運びで念願のビッグタイトルを掌中にした。