日本ランカーのプリンス!
プリンス畑中建人選手!
次なる夢は!
国内初親子二代での世界チャンピオンへ!
ボクシング畑中ジム、畑中建人選手のプロ6戦目の応援に、週末、『静岡ふじさんめっせ』へ行ってきました。
駿河男児ジムの興業は、毎年、ライブあり、モノマネステージありの2000人規模。
何より凄いのは、前座ともいえる第一試合からファンがびっしり詰め掛け、拍手と熱気。サポートする静岡の会社の皆さんも、宣伝というより、ほんとにボクシングが好きなんだ!と会場に入って即、実感。
サッカー王国でのこの熱狂にちょっとビビりました。
しかも、建人選手は、メインイベントで登場予定。
フライ級の日本ランキング入り、10位となって、ランカーとして初めての試合に、申し分ない舞台です。
お昼にぺペロンチーノを食べて、自分の試合前6時間も前から会場入りしたプリンス建人選手。
体を動かしながらもリラックス。
スマホ観ながらで、今どきですなあ。。と思いきや、
なんと、スマホでもボクシング動画に夢中。
トレーニング以外も四六時中、ボクシングの事を考えている建人選手ですが、緊張する時ほど、ボクシング動画を目にしていると落ち着くそうです。
毎晩、眠る前にもベッドの中で、ボクシング映像を観て眠りに入るんですって。
ボクがお笑いのナイツさんの漫才ネタを観ながら寝るのとは違いまして。。
それはさておき、
いよいよメインイベント!
父親の畑中清詞さんを『会長!』と呼び、いつも二人三脚の親子。ゴング直前の緊張感の中、寄り添う姿が、一番カッコいいです。
肝心の試合内容は、タイのスーパーフライ級8位、ピチェート・チアナーワー選手相手に、序盤から左右のボディパンチを繰り出しながら、目のフェイントで仕掛け、アッパー、ストレートも見事。
試合前に意気込んでいた左ジャブは、本人『あんまり出せなかったです。。』と語りながらも、父親譲りの、まるでストレートパンチのようなスピードジャブでした。
順調に試合は進みかけたのですが、第三ラウンド40秒のところで、レフェリーストップ。
建人選手のTKO勝利!
1ラウンド目に建人選手のパンチで、相手が左目じりを切り、出血。傷が深く、危険防止のため、試合ストップとなったのでした。
本人、『もう少し長く試合を魅せたかったです。名古屋から貸し切りバスで来ていただいてましたし。。。』
と、本音ものぞかせてましたが、畑中会長は、秋にユースのタイトルであるチャンピオンベルトに挑戦させることを明言。
次なる夢が楽しみです。
この試合の様子は、今日(火)夕方のイッポウでご紹介予定です。
ボクなら、親子で一緒に過ごすことも照れくさいと思いがちですが、父親=世界チャンピオンだったことのプレッシャーも恵まれた環境も、どちらも全部、素直に受け止めて、『プリンス!』って呼ばれることにも、倍の笑顔で返してくれるハタチの姿。大好きです。