宮台投手、引退
ヤクルト・宮台康平投手が、現役を引退。
史上6人目の東大出身のプロ野球選手として、
2球団、5年間の現役生活でした。
直接の面識はありませんが、
アマチュア野球ファンの私にとって、非常に思い入れのある選手です。
学生時代に神宮球場で見た、
東大のエース・宮台投手の姿は鮮明に覚えています。
バッテリーを組んでいたのは、喜入友浩捕手。
TBSの喜入アナウンサーです。
今シーズン、宮台投手の姿を実況する機会に恵まれました。
7/14のバンテリンドームでの試合。
私はラジオの実況担当でした。
4-1と中日リードの8回ウラ。
宮台投手が、ヤクルト移籍後初登板のマウンドへ。
1イニング三者凡退。最速149キロ。
空三振、遊飛、空三振。完璧な投球でした。
相手チームの投手ながら、
その快投を前に実況にも自然と力が入りました。
プロ野球選手となった宮台投手を、
アナウンサーとして実況できたこと、感無量でした。
この試合のあと、喜入アナウンサーから連絡が来ました。
私の実況について、自分のことのように喜んでくれました。
願わくば1試合だけでも、
喜入アナの実況で宮台投手の登板が見たかった・・・
というのは一ファンのエゴなのかもしれません。
宮台投手、お疲れ様でした。
(2016年5月21日 東大4-1法大 宮台、完投勝利)