動物と新型コロナについて!
CBCアナウンサー光山が、世の中の気になったことを深堀りしてみる
ラジオのコーナー!
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中!
第11回は、『コロナ禍における身近な動物事情』についてお伝えします!
2本に分けてブログにてご紹介!
①新型コロナと動物について分かっていることは?!
②コロナ禍での、ペットショップや動物病院は?!~前編~
③コロナ禍での、ペットショップや動物病院は?!~後編~
今日は、
①新型コロナと動物について分かっていることは?!
についてです!
◇動物とコロナ。今、分かっていること◇
獣医師の神谷先生に伺いました!
結論から言うと…
「動物と新型コロナについて研究が進んでいなく、
分からないことばかり!
神谷先生ご自身、
新型コロナに罹ったという動物に接したことないし、
周りでも聞いたことない!」
現在、動物が新型コロナにかかったという事例は、
日本でも数例でわずかです。
動物と新型コロナの関連について分かっていることが無く、
動物における新型コロナについての研究結果などがない
ということです。
神谷先生はこれまでの報道などを見ていると、
「『トラやネコの症例が多いということは、
ネコ科のほうがかかりやすいのかなぁ』
といったような憶測はあるけど、
あくまで憶測ベースでしかお話が出来ないのが現状なんです」
ということでした!
実際に厚生労働省のページを開いてみると・・・
新型コロナウイルスとペットについての
Q&Aがいくつかあります。
それを見ていると、
確かに動物と新型コロナに関する分析データなどは
記載されていなく、
あくまで「こんな報告がありました」といった内容のみ!
内容は一部抜粋すると…
・「これまでに新型コロナウイルスに感染したヒトから
イヌ、ネコが感染したと考えられる事例が数例の報告」
・「イヌでは明確な症状は確認されていませんが、
ネコでは呼吸器症状・消化器症状があったとの報告がある」
・「これまでのところ、
新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は
報告されていません。」
現状、数例の報告のみで、
分かっていることはほとんどないです。
ただ新型コロナが蔓延していても、
動物に関する報告は少ない数にとどまっているので、
神谷先生、あくまで憶測ですが・・・
「動物は新型コロナにかかりにくいのではないかなぁ。
我々のペットに対しての接し方など
大きく変える必要はないと思います」
ということでした!
◇獣医師が伝える、今、しておくべきこと◇
声を大にして神谷先生が仰っていたのは、
『飼い主が新型コロナにかかってしまった時に、
動物をどうするか?
といシミュレーションは前もってしっかりしてください!』
と呼びかけていました。
新型コロナはかなり蔓延しています。
そして、新型コロナに感染すると、
症状の度合いによりますが、
ホテルでの療養や病院での入院生活といったことも考えられ、
ペットと離れざるを得ない生活が訪れることがあるわけです。
そのとき、ペットをどうするか?!
ここをちゃんとシミュレーションしておくことが大切です!
とのこと!
自分が新型コロナにかかってしまったら・・・
『ここの動物病院に預けよう!』
『知り合いの家族や親友に面倒を見てもらおう!』
といった預け先をどうするかのシミュレーションです。
「飼い主が新型コロナにかかってしまった時、
自分のことで精いっぱいで、
なかなかペットのことまで考えられる
余裕がないと思いますので、
前もって話し合ってリスク管理をしておきましょう!」
ということを、
神谷先生強く仰っていました。
私がお話を聞いたペットショップの店長さんも、
「周りで動物が新型コロナに感染した
という話は聞かないですね。」
とのことでした。
動物が新型コロナに感染するといった状況は、
日本全体で見てもかなりわずかなことで、
私が聞いた獣医師の先生や
ペットショップの店長さんの周りには、
そのような事例はありませんでした。
明日のブログでは、
②コロナ禍での、ペットショップや動物病院は?!~前編~
についてお伝えします!
詳しくは、明日のブログか、
下に記載しているradikoのタイムフリーで!
この内容は、
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」内コーナー
『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』
でradikoのタイムフリーで聴けます!!
(2月6日まで聴くことができます!)