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いつもと違った年末年始。ごみ事情はどうなった?!

CBCアナウンサー光山が、世の中の気になったことを深堀りしてみるラジオのコーナー!
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中。

 

第9回は、『ゴミ」についてお伝えします!

 

3日に分けてブログにて、ゴミについて3本立てでお伝えします!

名古屋市を例にとって・・・

①名古屋市と民間委託業者において・・・

②コロナ禍のゴミ事情

③ コロナ禍の年末年始のゴミ事情

 

についてお伝えします!

今日は③ コロナ禍の年末年始のゴミ事情

についてです!

 


【いつもと違った年末年始のごみはどうだったのか?!】

名古屋市によると・・・

年末年始のゴミの量(燃えるゴミ・不燃ごみ・粗大ごみ)は、

「昨年の年末年始とほとんど変わらなかった。」そうです!

 

担当者の方も「かなり増えるだろう」と予想していたが、

例年通りの量で「予想外!」とおっしゃっていました。

 

その理由について担当者の方の仮説では2つ。

①大人数での食事が自粛されていたことにより、残飯量が少なかったからではないか?

②年末の大掃除が、今年は家にいる時間が多かったので、年末より前倒しで掃除にあたる人が多く、それにより年末年始に出るであろうゴミが分散されたのではないか?

 

 

一方、資源(ペットボトル、びん、缶、プラスチックなど)の量は「増えた」

とのことですが、

名古屋市でどれくらい増えたかはまだ集計中とのことでした。

 

資源が増えたのは、自宅で過ごす時間が多かった年末年始、

やっぱり家で飲んだりする機会が多かったので缶やビンが増えただろうと見ていました。

 

【いつもと違った年末年始。現場はどうだったのか?!】

現場に出ていらっしゃる方の肌感覚、年末年始どうだったのか?

斎藤運輸株式会社さんに伺うと・・・

「あれ、年末年始にしては、ゴミは少ないな」

と感じたそう!

ですが、実際に斎藤運輸さんでゴミの量を例年と比較すると、ほとんど同じくらい・・・

 

その理由は、ゴミの量と中身が例年と違っていたから

例年、年末の大掃除に出されるゴミの中身は、

大きくてかさばる、でも比較的軽いゴミが多いそうです。

例えばぬいぐるみや靴など。

 

大きくてかさばるような軽めのゴミが例年、年末特有のゴミ。

かさばるから袋も枚数要して、ゴミステーションにどっさりと積まれていきます。

 

しかし、今年は、名古屋市の分析にもあった通り、

大掃除などが前もって行われたことにより、このようなゴミはあまり無かったとのことでした!

つまり、袋の量が現場に行くと少なく感じたそうです!

 

ただ、ひとつひとつの袋に入っているゴミが・・・

ずっしりと重かったのが今回の年末のゴミの特徴だとおっしゃいます!

 

お家で時間を過ごす人が多く、食事などで出てくるゴミが多かったことにより

残飯や汁気のあるゴミがたくさん袋に入っていたそう!

 

まとめると!

例年は・・・比較的軽いゴミで、袋の個数はたくさん!

今年は・・・重たいゴミで、袋の個数は少ない!

結果、今年に収集したトータルの重さとしては「例年と変わらなかった」ということです。

 

資源に関しては、

「今年の年末年始はビンやカンが多く出るだろう」、

「例年の年末年始に比べて出るだろう」という予測のもと、

あらかじめ予備の収集車を出す体制は作っていたそうです。

 

やはり資源のビンや缶の収集量は、過去最多だったとのこと!

空き瓶に関しては、例年の年末年始の3倍の量だったということです!

 

このような状況を

「やはり今回の年末年始のゴミ事情は特殊でした」とおっしゃっていました。

 

コロナ禍でゴミに添えられる手紙が増えたと前日のブログにて書きましたが、

4月5月はもちろん、12月の年末も、手紙が多かったそうです!

 

「今年は大変だったと思いますが、ありがとう」などの手紙がゴミ袋に添えられていて、

『ゴミは多かったけど、手紙を読んで気持ちが和んだ』とおっしゃっていました!

斎藤運輸株式会社さんでは、会社の掲示板に貼っているということです。

 

 

 

現在、愛知・岐阜は緊急事態宣言が出ていて、

再び家にいる時間も多くなり家庭ゴミを出す機会も増えてくると思いますが、

伝えたいことを伺いますと・・・

 

『カラスや猫が荒らしが無くなるよう、食べ残しなどなるべくなくす。

出すとしてもネットや新聞でくるんだりしてください。

そして、コロナ対策としてティッシュやマスクは袋に包んで捨ててください。』

こういったお願いを呼び掛けていました!

 

ただ、一番現場の声として強く言いたいのは、感謝の気持ちとのことで・・・

『現場の方のやることは何も変わらないが、

世の中やゴミを出す人の意識が変わってきて、

手紙を添えてくれたり、「ありがとう」と声をかけてくれたりすることが増え、

ただ大変なだけではなく、嬉しい気持ちで気持ちよくお仕事をしています。

ゴミを出す方々の気持ちの変化に触れることができて感謝の気持ちでやっています。』

ということでした!

 

我々も、よりしっかりとルールを守ってゴミ出しに努めて、良い循環が生まれて、

まちがきれいになっていけばいいなと思っています!

 

この内容は、
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」内コーナー

『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』
でラジコのタイムフリーで聴けます!!

 

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