コロナ禍のごみ事情、どうなっていたのか?!
CBCアナウンサー光山が、世の中の気になったことを深堀りしてみるラジオのコーナー!
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中。
第9回は、『ゴミ」についてお伝えします!
3日に分けてブログにて、ゴミについて3本立てでお伝えします!
名古屋市を例にとって・・・
①名古屋市と民間委託業者において・・・
②コロナ禍のゴミ事情
③ コロナ禍の年末年始のゴミ事情
についてお伝えします!
今日は②コロナ禍のゴミ事情についてです!
【コロナ禍でのゴミ事情の変化、大きく3つ!
名古屋市環境局に伺いました!】
◎多くなった資源!
空き缶や空き瓶、ペットボトルといった資源が増えたとのこと!
緊急事態宣言が出ていた4月5月は、
この増加は、家にいる時間が多い中で家飲み・リモート飲みが流行り、
そういった影響で、前の年の4月5月と比べて、
空き瓶が約15%増加、空き缶が約25%増加だっということです!
◎ゴミ袋に添えられることがとても多くなった手紙!
名古屋市では、確認できているだけでも少なくとも800通の手紙があったとのこと!
4月5月は学校休校だったこともあり、お子さんからの感謝の手紙が多かったそうです。
生活維持に欠かせない職業に付いているエッセンシャルワーカー、
改めてゴミ収集員の方々への感謝と敬意が手紙という形で示されています!
◎4月5月に多かった出来事の『ゴミ収集車の火災』
コロナ禍5月。おうち時間で掃除する人が増えてゴミの量が一気に増えて、
その中に、分別がきちんとできていない袋もあり、
それが原因での火災が相次いだということです。
(5月だけで7件あったということで、前の年の5月より5件増えたということでした!)
収集車火災の要因としては、スプレー缶やリチウム電池のモバイルバッテリー。
これらがきちんと分別されておらず、袋に見えないように入っていて、
それを収集車に入れてガーッと回転盤が回ってきたときに、つぶれて発火するという形です。
担当者は、
『きちんとした分別で防げるので、原因となるスプレー缶はきちんと正しく出してほしい。
火災の原因となるモバイルバッテリーが最近、いろんな形状があり、
一瞬で分かりづらく、現場の方はそういったゴミに頭を抱えています・・・』
とのことでしたので、出す側が気を付けていきたいものです。
【実際に現場で働く方々の声を齋藤運輸株式会社さんに伺いました!】
一年で最もゴミが出るのは年末年始だが、
去年の4月5月は年末年始の時以上にゴミが出ていたとのこと。
しかも、年末年始のように数日ではなく、その状況が1か月近くずっと続いていたとのことです!
ゴミの量で見ると1日あたり2,3トン増えたとのこと!
収集車は3トンゴミが入る容量とのことですから、
ごみ処理場にゴミを持っていく回数が1回増えるという感じだったそうです!
また、去年4月5月の特徴として、
大掃除をされていた方が多く、粗大ごみがたくさん出ていたということでした。
粗大ごみなどノコギリで小さく細かくして置かれていたゴミが目立ったということで、
実際に、収集車で町を回っていると、
道端で、親子でノコギリで切り分ける様子も見られたそうです!
コロナ禍、特に緊急事態宣言下のゴミ事情でした。
明日のブログでは、
③ コロナ禍の年末年始のゴミ事情
についてお伝えします!
名古屋市にいつもと違った年末年始のゴミ事情と、
そして、
実際に現場で働かれている方の声・肌感覚をお伝えします!
詳しくは、明日のブログか、下に記載しているradikoのタイムフリーで!
この内容は、
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」内コーナー
『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』
でラジコのタイムフリーで聴けます!!
ぜひ、お聴きください!