ドラゴンズの本拠地は…?!キャンプの球場名は…?!
CBCアナウンサー光山が、世の中の気になったことを深堀りしてみるラジオのコーナー!
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中。
第8回は、『ネーミングライツについて』をお伝えします!
3日に分けてブログにて、ネーミングライツについて3本立てでお伝えします!
①そもそもネーミングライツって?
②具体的にどうやって決まる?
③実は個人でも?!ネーミングライツを取得できる!
今日は、①そもそもネーミングライツって? についてです!
ドラゴンズの本拠地は・・・『バンテリンドームナゴヤ』!
ドラゴンズの一軍がキャンプをする球場の名前は・・・『アグレスタジアム北谷』!
どちらの名前も、ネーミングライツ取得によって、名前が変わりました!
バンテリンドームナゴヤは今年1月から、アグレスタジアム北谷は去年3月からです!
【ネーミングライツとは?!】
ネーミングライツとは・・・
スポーツ施設や文化ホールなどの施設の名前に、
スポンサー企業の社名や商品ブランド名を付ける権利のこと!
「施設に名前を付けませんか?」と権利を売る側と、
「施設に自分たちの名前を付けたい!」と権利を買う側がいるわけです!
買う側は、スポンサー企業。
売る側は、多いのは自治体。(ナゴヤドームなどの民間企業も居ますが、自治体が多いです。)
買う側と売る側の目的として・・・
スポンサーの目的は、
ネーミングライツを買うことで、広告宣伝や地域貢献を行っていく。
一方、
自治体をはじめとする売る目的は、
ネーミングライツを売ることで財源を確保する。
というところです!
ネーミングライツの契約期間は、5年間と3年間がほとんどです!
【ネーミングライツの歴史】
日本でネーミングライツの始まりは、1997年。
西武鉄道が保有する東伏見アイスアリーナの命名権が始まりと言われています!
公共施設では、2003年、東京の「味の素スタジアム」が最初。
契約は今も続いていて、2024年までネーミングライツを取得しています。
年2億3千万円での契約です!
ネーミングライツの傾向としては、
2003年、味の素スタジアムのネーミングライツ以降、
プロスポーツ施設のネーミングライツ導入が増えてきて、年数億といった額の契約。
ナゴヤドームは非公表ですが、ZOZOマリンスタジアムは年3億1千万円ということです!
そこから、2008年のリーマンショック後、
高額契約のプロスポーツ施設といったところから、
プロが使わないスポーツ施設や、文化施設が増加していきます!
年数千万円といったところが多いです。
文化施設の例では、日本特殊陶業市民会館が年5千万円。
そして、最近では・・・
地域に密着した小型案件のネーミングライツが増えてきています!
例えば、歩道橋に道路など。
名古屋市では歩道橋1つの橋あたり月額2万5千円以上で3年契約。
名古屋市内、現在101の歩道橋がネーミングライツを取得していて、
これは全国の自治体の中で最も多いとのこと!
さて!!
明日はブログにて、②ネーミングライツは具体的にどうやって決まる?
をお伝えします!
『アグレスタジアム北谷』に至った経緯を、
ネーミングライツの売り手と買い手に直接、お話伺いました!
その話をブログでお伝えします!
また、この内容は、
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」内コーナー
『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』
でラジコのタイムフリーで聴けます!!
ぜひ、お聴きください!