光山雄一朗の気になったので聞いてみました~ウィキペディアの知らない世界①~
CBCアナウンサー光山が、世の中の気になったことを深堀りしてみるラジオのコーナー。
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中。
第5回は、『ウィキペデイアの知らない世界に誘います!』
ウィキペディアンから聞いた話を、3つの角度から!
①「ウィキペディアンの活動」
②「Wikipediaの男女格差」
③「ウィキペディアン伝授の楽しみ方」
をお伝えします!
今日は、①「ウィキペディアンの活動」について!
ウィキペディアを実際に書いている、武蔵大学准教授の北村先生に、
ウィキペディアのアレコレ、気になったので聞いてみました!
ウィキペディアというのは、とにかく誰でも書ける百科事典!
ですから、私も、ブログを読んでくださっている貴方も
新しい記事を作れるし、
既にある記事に書き加えたり、修正をしたりできます!
日本語版のウィキペディアの記事は、124万余りの記事数!
日本での編集登録者数は、172万人余り。
ただ、このうち、直近30日間で編集なり操作をした人は、1万4千人くらい!
このような規模で、日本語版のウィキペディアは作られている。
ウィキペディアを執筆する人たちのことを、ウィキペディアンという!
言語別では314言語のウィキペディアが存在します。
北村先生ご自身は、10年近くウィキペディアの投稿・編集をなさっていて、
これまでに編集してきた記事は、数えて200に及ぶ。
最近だと「バスクチーズケーキ」などを書いたそうです!
◎ウィキペディアンってこんな活動しています!
地域単位で、ウィキペディアの記事を書いていこうというイベントが開かれています。
ウィキペディアタウンというイベント!
実際にウィキペディアンから書き方などを学び、
テーマを絞って、
その地域を歩いたり、
図書館で文献を参考にしたりして記事を書いていくというもの!
図書館ごとにイベントが行われているそうです。
例えば、場所は名古屋市中区。テーマを、「寺社仏閣」に絞って街歩き。
その神社の写真を撮って、資料を参考に記事を書いていくというもの。
全国各地でやっていて、
過去に、名古屋市内でのウィキペディアタンも開かれているそうです!
ウィキペディアタウンのほかに…
北村先生ご自身も、
ウィキペディア普及イベントをされています!
2016年から年1回、大学の先生向けにウィキペディアの書き方を教えているそうで、
たくさん指導してきたが、実際に書き続けている人は3人くらいと、
なかなかウィキペディアの執筆者として、定着していない現実があるそうです!
その理由として
慣れれば難しくないが、頻繁に書いていないと書式を忘れてしまったり、
翻訳における著作権や決まりの複雑さがあったりして、
なかなかウィキペディアンが定着しないとおっしゃっていました。
ちなみにウィキペディアンの間でよく使う言葉があるそうで…
・妖精さん…初心者が書いた記事を直す人!
記事に修正が加えられたときに「妖精さんの草むしり」と言ったりするそう!
・死神…亡くなった方の没日時を書きに行く人。
「死神が現れた」という使い方だそうです。
ウィキペディアンの輪を広げるため、
このような活動イベントが行われていました!
この内容は、
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」内コーナー
『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』
でラジコのタイムフリーで聴けます!!
明日は、
ウィキペディアの知らない世界~ウィキペディアにおける男女格差~
についてです!