光山雄一朗の気になったので聞いてみました~お酒から見えてくる東海地方・遺伝~
CBCアナウンサー光山が、世の中の気になったことを深堀りしてみるラジオのコーナー。
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中。
第4回は、お酒から見えてくる東海地方!
今回はお酒から見えてくる東海地方を、
遺伝、文化、好みの味の3つのポイントでお伝えします!
今日は、遺伝編!
脳科学を研究されている医師・柿木先生にお話伺いました!
東海地方は、遺伝的にお酒は圧倒的に弱い!
お酒に強い都道府県別ランキング
(ランキングはお酒に強い遺伝子がどれくらいあるかということに基づいています)
があり・・・
お酒に強い都道府県別ランキング
47位三重 46位愛知 45位石川 44位に岐阜 43位和歌山
お酒に強いワースト5に愛三岐の東海地方が入っています!
ちなみにお酒に強いランキングは
1位秋田 2位岩手 3位鹿児島 4位福島 5位埼玉
東北はじめ、関東から北が多くを占めていました!
お酒の強い弱いというのは、生まれつきの体質・遺伝子によって決まります!
東海地方は、お酒に強い遺伝子が他の地域に比べて、少ない。
ちゃんと理由がありまして…
歴史的な背景があるんです!
3万年くらい前。
中国で現われた突然変異した下戸人類(お酒に弱い人類)が渡来人として、
流れ流れて東海地方まで来て、住み着いた。
お酒に弱いこの人類が
中国から、九州北部、中国四国地方、近畿、中部へと移り住み、中部に住み着いたといった歴史的背景。
このお酒に弱い人種が移動してきたルートの地域は、お酒に弱い傾向にある!
逆に、移動ルートから外れていると、お酒に強い傾向にある!
冒頭のお酒に強いランキング。
1位~47位まで見てみると、
ほぼ、その移動ルートの地域にリンクしたようなランキングになっていました!
統計上は三重県が一番酒に弱く、次が愛知県ですが、
柿木先生の見立てでは、
愛知県はかなり他の地域からの移住者が多いので
お酒が弱いというのが薄められているんじゃないか?
本当は愛知県がダントツで一番お酒に弱い県では?
とのことです。
お酒が弱い、つまり、お酒にあまりお金をかけないのではないか?
ということで、
総務省の自治体ごとのお酒への支出ランキングを見てみました!
対象が県庁所在地と政令指定都市52都市で、名古屋市・岐阜市・津市は・・・
トップ10に入っていません!
38位に名古屋市、43位に岐阜市、50位に津市。
ちなみに1位は秋田市。先ほどのお酒強いランキングもトップでした!
これも、結構、さきほどのお酒に強い遺伝子ランキングにリンクする傾向がみられました!
この内容は、
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」内コーナー
『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』
でラジコのタイムフリーで聴けます!!
明日は、お酒から見えてくる東海地方~文化編~です!