2008年10月20日は・・・

「２アウトランナー三塁。
　先制のチャンス、四番のバットが応えるか。

　２ストライク３ボール。
　マウンド上、ピッチャー・藤川。
　ウッズに対して、第６球を投げました！

　直球、打った！！レフトへ上がった！！

　レフト下がっていく、下がっていく！

　見上げて・・・！！入りました！！

　東京行きを決める、ウッズの２ランホームラン！

　やはり四番のバット！最後の最後はストレート！」(高田アナ)

＜ウッズ、藤川撃ち決勝弾＞

勝った方が東京への切符を手にする、

クライマックスシリーズ第１ステージ第３戦。

中日・吉見、阪神・岩田の両先発で始まった試合は、

両チームゼロ行進。息詰まる投手戦となります。

阪神打線を封じてきた吉見は８回ウラ、

２アウトから赤星に二塁打を許すと、失策も絡んで２死三塁。

この試合、最大のピンチを迎えますが、

関本を内野フライに打ち取り、得点は許しません。

ピンチを切り抜けた中日は９回、

２番手・藤川から先頭の代打・立浪がヒットで出塁すると、

２死三塁として打席には四番・ウッズ。

フルカウントからの６球目を捉えると、

打球はレフトスタンドに飛び込む決勝２ランに。

四番のバットで投手戦を制し、東京ドーム行きを決めました。

(敬称略)

2008年10月20日　ｸﾗｲﾏｯｸｽｼﾘｰｽﾞ第２ｽﾃｰｼﾞ