2011年10月14日は・・・

＜大野、ホロ苦プロ初登板＞

スワローズとの天王山に４連勝し、マジックを２としたドラゴンズ。
長い１３連戦も、場所を東京ドームに移して残り３試合となりました。

ローテーションの谷間となったドラゴンズは、
ドラフト１位ルーキー・大野雄大を先発に送ります。

佛教大から入団した大野は、
大学時代から肩を痛めていたため、プロ生活はリハビリからのスタート。
ようやくこの日、プロ初登板を迎えました。

結果は４回７失点で負け投手。

奇しくも投げ合ったのは、同じくドラ１ルーキーの澤村。
完投で１１勝目を挙げた右腕は、この年の新人王に輝きました。

１年目の時点では大きく差がつきましたが、
大野は翌12年に４勝を挙げると、
13年からは３年連続２ケタ勝利を挙げ、先発投手の柱に成長。

１年目終了時点で「11」あった澤村との勝利数の差は
徐々に縮まり、2017年に"逆転"しました。

しかし、近年は苦しんでいる両投手。

澤村は故障の影響で昨季は登板なし。
今季も防御率４点台と不本意な成績。

大野も３年間２ケタ勝利からは遠ざかり、今季はついに０勝。

共に、来季の巻き返しに期待です。

(敬称略)

2011年10月14日　

中日 １００ ０００ ００１ ＝２