【日めくりドラゴンズ】10月7日
1988年10月7日は・・・
「昭和63年、セリーグ制覇まであと1球だ。
マウンド上、郭源治。落ち着いている。
きょうの郭は落ち着いている。間合いを十分取っています。
マウンド付近を見て、いまキャッチャー・中村とのサインの交換だ。
左バッターボックスに秦が入っている。
ボールカウント2ストライク1ボールから、
ピッチャー・郭、セットポジション。第4球を投げた。
空振り三振!試合終了!ドラゴンズ優勝!
ドラゴンズ、6年ぶり4回目の優勝達成!」(久野アナ)
<星野ドラゴンズ初優勝!>
優勝へのマジックナンバーを1としているドラゴンズは、
ナゴヤ球場でのスワローズを戦。
初回、彦野の先頭打者ホームランで先制すると、
落合にも3ランが飛び出し、いきなり4点を奪います。
その後も川又の3ランなどで、5回が終わって9-0。
試合はほぼ決し、あとはその瞬間を待つのみとなりました。
「今シーズン、中日ドラゴンズは、
のべ40人の選手を一軍で使いました。」
「ピッチャーは18人でした。
みんなの力で勝ち得た、今年の勝利と、優勝と言えると思います。
小松、杉本、鈴木孝政、川畑、郭、小野、田中、米村、鹿島
江本、近藤、三浦、都、宮下、高島、斉藤、上原、山本
以上18人です。」
「そしてキャッチャー3人。
中村、大石、大宮。
野手19人。
彦野、立浪、ゲーリー、落合、宇野、中尾、川又、仁村弟、仁村兄
音、遠田、豊田、鈴木康友、片平、仲根、山田、小松崎、岩本、小森
以上40人による優勝が目の前!」(久野アナ)
9回のマウンドに上がった郭源治が、
最後のバッター・秦を三振に切って取り、
6年ぶり4度目、星野監督にとっては初めての優勝を決めました。
(敬称略)
1988年10月7日
ヤクルト 000 000 300 =3
中日 420 031 10x =11
(勝)杉本 (敗)ギブソン
本塁打・・・小川5号
彦野12号・13号、落合31号、川又6号
この試合のラジオ中継は、
解説・高木守道さん、実況・久野誠アナウンサー
でした。