【日めくりドラゴンズ】9月30日
2009年9月30日は・・・
「ナゴヤドームのグラウンドに、いつもと違う光景があります。
6番・ファースト、立浪。4番・ライト、ブランコ。
立浪和義選手が、
22年間の現役生活にピリオドを打つことを決意した、
きょう、ナゴヤドームでペナントレース公式戦最後のゲーム。
なんと、プロで初めて、
ファーストの守備に就いています。」(伊藤アナ)
<ミスタードラゴンズ、有終の美>
本拠地最終戦となったジャイアンツ戦。
ミスタードラゴンズ・立浪選手の引退試合となりました。
6番・ファーストでスタメン出場すると、
2回の先頭でまわってきた第1打席。
「第4球を投げました。打ちました。
一、二塁間のゴロ。抜けた!ライト前ヒット!
2478本目のヒットを打ちました!」
ライトへのヒットを放ちます。
第2打席にはショートの頭上を越えるヒット。
「第6球を投げました。打ちました。
ショートオーバー、越えた!センター前ヒット!
立浪、きょう2本目のヒット!2アウトランナー一塁。
ライトへシングル、そしてセンターにもシングル!
2打席連続のヒット!やはりファンの期待に応える男!」
バットを折りながらもセンター前に運びました。
そして最終回に回ってきた第4打席。
「バッターは立浪。スタンドには無数のフラッシュの光。
そしてドラゴンズファンは、
外野スタンド総立ち、内野スタンドのお客さんも立っています。
1ボールから、投球2球目。第2球を投げた。
打ちました!右中間だ!打球はフェンスに向かって伸びていく!
ワンバウンド!ヒットになりました!
ファーストランナー・平田は、
二塁をまわって三塁まわってホームへ向かう!
ツーベースヒット!!タイムリーツーベース!!
立浪によく似合うツーベース!現役最後の2480本目のヒットは、
生涯、プロ野球史上最もツーベースを打った男に似合う、
プロ1本目と同じ、ツーベースヒットでした!」
引退試合にして猛打賞という華々しい活躍。
通算2480本目のヒットは、
立浪選手の代名詞とも言えるツーベースヒット。
自らの持つ記録を更新する通算487本目の二塁打でした。
(敬称略)
2009年9月30日
巨人 220 200 000 =6
中日 100 000 001 =2
(勝)オビスポ (敗)川井
本塁打・・・ラミレス31号
この試合のラジオ中継は、
解説・高木守道さん、実況・伊藤敦基アナウンサー
でした。