【日めくりドラゴンズ】9月22日
2011年9月22日は・・・
「試合が終わりました、3-2!
中日がヤクルトを下しまして、
首位ヤクルト、2位中日、ゲーム差3.5!
一歩詰め寄りました!まずは4連戦の初戦をとりました。
きょうの試合前、
今シーズン限りでの退団という落合監督のニュース。
その一戦。リードを許して5回までノーヒットに抑えられた中日が、
執念で試合を引っくり返しました!」(高田アナ)
<落合監督、退任発表。チームは・・・>
首位・スワローズを4.5差で追うドラゴンズ。
直接対決は残り9試合ですべてナゴヤドーム。
逆転優勝も十分に考えられる状況でした。
ところが、いよいよ4連戦が始まろうという試合前、
衝撃のニュースが駆け巡ります。
「落合監督、今季限りで退任」
それでも試合は予定通り始まります。
ドラゴンズは1点ビハインドの6回、
ブランコのタイムリーで同点に追いつくと、
谷繁、堂上剛にもタイムリーが出て、
この回3点を取り、逆転に成功します。
ドラゴンズの先発は吉見。
初回に1点を失った以外は、
粘りと意地の投球でスワローズ打線を抑えます。
8回からは浅尾、岩瀬とつないで
リードを守り切り、ゲーム差を3.5に。
優勝争いの最中での退任発表という混乱の中、
チームは確実に逆転Vへ歩みを進めましたが、
ファンとしては今後のチームの行方に不安が募るばかりでした。
(敬称略)
高校3年の榊原少年。
学校から塾へ向かう道すがら、
友人から電話を受け、落合監督の退任を知りました。
この日は18歳の誕生日。
逆転ドラマの幕開けとなるはずだった9月22日。
いや、確かに幕開けになったものの、
違う意味で忘れられない誕生日となりました。
2011年9月22日
ヤクルト 100 000 001 =2
中日 000 003 00x =3
(勝)吉見 (セ)岩瀬 (敗)館山
この試合のラジオ中継は、
解説・山田久志さん、実況・高田寛之アナウンサー
でした。