次なるプリンス畑中建人!
プリンス畑中建人!いよいよ!
日本初の親子世界チャンピオンの夢を追う畑中建人選手。
今月31日、白鳥の国際会議場での田中恒成選手の三階級制覇への世界前哨戦の前に戦います。
プロデビューから4戦目、これまですべてKO勝ちでA級ランクに上がり、今回は、初めて日本ランカーと戦います。
勝って、自分がそのランキングを奪い、ユースなどのベルトの挑戦権を。次には、日本か東洋太平洋のチャンピオンに!そして、2021年、いよいよ世界タイトルマッチの舞台へ!
その年は、ジム会長である父親の清詞さんが世界王者になってからジャスト30年。
数字と人との繋がりを大切にする畑中ファミリーの未来予想図です。
一方、対戦相手の松井謙太選手は、年末日本タイトルに挑戦したばかり。マッチメイクも大変な中、強い相手に勝って、結果を残すことで、ボクシング道を切り開いてきました。
所属する三河ジムは、三河三谷駅すぐにある大きくはないジム。
常泉会長は、もともと野球人だそうで、ボクの一学年先輩の45歳。豊田大谷高のエースで後藤監督の最初の頃の教え子さん。同学年の中京高のあの稲葉篤紀選手にホームランを打たれた思い出があるそうです。
社会人野球を経て、安城のボクシングジムに入門、プロ引退後、トレーナーになりデビュー戦の若者を勝たせたことでのめり込み、ジムを開設するまでになったそうです。
三河ジムを守り、この春13年目。かつて、期待されたプロボクサーを抱えていましたが、ボクシング以外の仕事中、機械で手をケガし、引退を余儀なくされた不運があったそうです。
そんな傷心の頃、入門してきたのが、今回の松井謙太選手!
みんなに『ケンボウ、ケンボウ』と呼ばれ、愛されてました。
取材に行くたび、どちらも勝ってほしくなるボクシング。
でも、あらゆるスポーツの中で、これほど勝者と敗者がハッキリ分かれる競技はないと思います。
当日土曜午後の中継、ぜひ、ご覧になってください。