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プロ野球開幕!今年は新ルールがいっぱい

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プロ野球開幕!今年は新ルールがいっぱい
【CBCテレビ イッポウ金曜論説室】

いよいよ3月30日には、プロ野球セ・パ両リーグのペナントレースが開幕します。
野球ファンはもちろんですが、センバツ高校野球と同じタイミングでもあり、日本列島にこだます球音に多くの人たちがワクワクする季節を迎えました。

ことしのペナントレースは、例年になく新しいルールがたくさん導入されます。この内注目される2つの新ルールについてご紹介しましょう。

まずは「申告敬遠」です。
敬遠と言いますと、投手がストライクゾーンを外し「ボール」を四球投げて打者を一塁に送り出す作戦手法なのですが、新ルールでは投手は一球もボールを投げなくても、守備側の監督が審判に対して敬遠の意向を申告すれば、打者を「四球」として一塁に出塁させることができます。
今回のルール変更の背景には、国際大会とルールを合わせたいという動きがあります。2020年の東京五輪では野球競技が復活しますが、日本の国内ルールを国際大会や米メジャーリーグにより近づけようというものです。メジャーリーグでは昨シーズンからすでに試合時間短縮を目的に「申告敬遠」を採用しています。
しかし、バッターボックスで実際に“投げない敬遠”を経験したイチロー選手は「ダメ。面白くない。ルールを戻すべき」と語っていました。ことし日本の選手たちはどんな反応でしょうか?
野球選手は試合中のリズムを気にすると言われます。守備の間にバッティングの意識を高めると語る選手もいて、試合時間の短縮以上に、ゲーム全体の流れにどんな影響が出るのか、あるいは出ないのか、注目される新ルールです。
かつては敬遠のボール球を打ってサヨナラヒットにしたという選手もいましたが、こうしたドラマを見ることはできなくなります。

次に「リクエスト」です。
このリクエスト制度は、映像でのリプレー検証の範囲を大きく拡げたものです。
日本のプロ野球では、2010年から本塁打に限ってリプレー検証が、そして2016年から本塁でのクロスプレーについてもリプレー検証が採用されています。
今季からは監督の要求によって、ストライク・ボールの判定以外の様々なプレイに対して映像での検証を求めることができます。権利は1ゲーム2回ですが、もし判定が覆れば回数は減りません。延長戦に入るともう1回追加されます。
米メジャーリーグには「チャレンジ」制度と言う名称ですでに導入されていて、こちらの制度も日本が米国に追随した形です。メジャーの場合は、「チャレンジ」用のスタジオをニューヨークに用意し、全米30球場からの映像を一括して管理、専門の審判員が待機して、球場の審判員と連携をしながら検証を進める大がかりなものですが、日本ではどう定着していくのでしょうか?

この他、投球の時の「二段モーション解禁」など、例年になくルール変更が多いのが、
今年のプロ野球のポイントです。

しかし、何といっても最も大切なことは、選手たちがグラウンドでプロらしい素晴らしいプレイをファンに見せることです。
海の向こうでは、古巣マリナーズに復帰したイチロー選手やメジャーでも“二刀流”をめざす大谷翔平選手が注目されていますが、日本プロ野球もそれに負けない熱いペナントレースに期待したいですね。

【イッポウ「金曜論説室」より  by CBCテレビ論説室長・北辻利寿】(26日11:11)

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