歴史上の偉人や世界的大スターが愛していたグルメ。
当時絶品料理であっただろうその一皿も、時代と共に絶滅してしまった・・・
そんな「ロストグルメ」が現代に復活!
腕を振るうのは日本を代表する一流シェフや大スターの元専属シェフ。
当時の記録と記憶をたどり、シェフの意地とプライドで「ロストグルメ」を全力再現!
幻の一皿、そのお味は・・・。
明智光秀を大出世させた妻の献身豪華汁汁講
「賛否両論」オーナー兼シェフ笠原将弘
いま大河ドラマで注目の明智光秀。
彼が生きていた戦国時代、武士同士が鍋を囲みながら情報交換をする「汁講」という集まりがあった。
ある時、光秀は汁講の主催者になるも、当時の光秀は貧乏で鍋を用意することができず。
しかし驚きの方法で超豪華な汁講になったという。
食べた者全員を感動させたというその鍋を“和食のプロ”笠原将弘シェフが再現する。
明確な資料はなにもない状況から至極の一杯を作り出すため、当時のルーツを探ろうと笠原は立ち上がり光秀の故郷へ向かった。
テレビ初公開!マイケル・ジャクソンが毎日食べるほどどハマリしたロストハンバーグ
世界の大スター・マイケル・ジャクソンが来日した1987年。
マイケル・ジャクソンには専属シェフがついており、彼のためだけに豪華な料理を用意していた。
の中で彼がドハマりしたという一皿のハンバーグがある。
しかもそのハンバーグを作り出したのは、なんと日本人シェフだった。
ハンバーグといえばこの人、"ハンバーグ師匠"こと井戸田潤(スピードワゴン)がシェフを直撃!
マイケル・ジャクソンが愛したハンバーグが完成するまでのエピソードとともに、その気になるレシピをテレビ初公開!
テレビ初公開!マイケル・ジャクソンが毎日食べるほどどハマリしたロストハンバーグレシピ(2~3人分)
材料
パテ
- 玉ねぎ 50g(1/4個)
- 茹で大豆 150g
- 木綿豆腐 180g(1丁)→しっかり水を切っておく
- 大和イモ 20g→レンジで温めておく
- 卵黄 1個
- パン粉 30g
- 赤みそ 大さじ1と1/2
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
ソース
- マイタケ 50g
- しめじ 50g
- 希釈しただし汁 100cc
- しょう油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- 水溶き片栗粉 大さじ1
※つけあわせ(お好みで)・・・ にんじん、ほうれん草、大根おろし
作り方
- ①:茹で大豆をすり鉢で荒く潰す
- ②:みじん切りにした玉ねぎと①を炒める
- ③:炒めた②に水切りした豆腐、大和イモ、パン粉、赤味噌、調味料を混ぜる
ポイント:大和イモは潰しながら混ぜることで食感を残す - ④:パテをハンバーグ型に成形しフライパンで焼く
<ソースの作り方>
- ①:マイタケとしめじをだし汁で煮込む
- ②:調味料を加える
- ③:水溶き片栗粉でとろみをつける
ハンバーグにソースをかけたら完成!
ロストしたまま?現代に蘇らせる?昭和に消えたロストグルメ
いまや当たり前に食べている「洋食」だが、一般家庭に浸透したのは昭和初期。
きっかけとなったのは、当時奥様方のバイブル的存在だった雑誌「主婦之友」。
ハンバーグやオムレツなどすっかりおなじみの洋食が最先端レシピとして掲載されていた。
しかし、レシピをよく見てみると…酢飯をバターで炒めたり、バナナを海苔で巻いたり…
現代にはあり得ないような仰天レシピの数々。
現代には見る影もない「ロストグルメ」を当時のレシピから忠実再現!