株式会社CBCテレビ
番組審議会
第702回CBCテレビ番組審議会
開催日 | 2024年10月11日(金) |
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開催場所 | CBCテレビ役員会議室 |
出席委員 (敬称略) |
池田直樹、いとう菜のは、小倉敏秀、 久保南海子、柴野理奈子、島田佳幸、戸苅創、 中北馨介、森朝奈、盛田淳夫 |
放送事業者側出席 | 杉浦会長、松波社長、水谷取締役、 小川報道局長、谷水プロデューサー、 桜沢気象予報士、西田報道デスク、 小森編成部長 |
議題 | 1. 番組審議 『花咲かタイムズ5チャン夏祭りSP ※台風10号最新情報』 2. 番組種別放送時間報告 |
1. 番組審議
『花咲かタイムズ5チャン夏祭りSP※台風10号最新情報』
放送日時 | 2024年8月31日12:00~13:00 ローカル放送 |
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スタッフ | 番組プロデューサー 谷水真二 (CBCクリエイション) 報道デスク 西田征弘 (報道部) 気象予報士 桜沢信司 (報道部) 沢朋宏 (CBCアナウンサー) 古川枝里子 (CBCアナウンサー) |
出演 | 東貴博・友近、南部志穂 (CBCアナウンサー) 古川枝里子気象予報士 (CBCアナウンサー) |
《編成意図》
CBCテレビでは、エリアの皆さんに、スタジオ見学やカメラマン体験などテレビ局ならではの体験をしていただくイベント、“5チャン夏祭り”を8月最終週に開催しました。
そのなかで、土曜朝のローカル生ワイド『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』のスペシャル版として、約500人の番組ファンをスタジオに招待して公開生放送を実施する予定でした。
ところが、台風10号の接近で、東海地方も大雨に見舞われたため、イベントは中止しました。
また河川の氾濫や道路の冠水、家屋の浸水被害なども発生し、複数の地域に“緊急安全確保”が発令されたことから、番組の目的をエリアの皆さんの安全確保に切り替え、大雨に関する情報番組として放送しました。
《審議委員の主なご意見》
- 急きょ編成された災害特番だが、古川気象予報士の丁寧な解説や役立つ生活情報など、視聴者の心情に寄り添った番組になっていた
- 災害時、テレビはリアルタイムで状況を見せられるのが強み。刻々と変わる河川の状況などが視覚的にわかって良かった
- 災害特番は、情報を必要とする人が、簡潔に情報を得るための番組であり、短く繰り返すことはとても有用なのだと改めて思った
- 災害時の中継については、リポーターが危険な場所へ行かずに済むよう、より良い方法を考えてほしい
- 危険な場所からの中継などは、不要な興味を持たれないよう、場所を特定されないような映し方をするのがよいのではないか
- 『花咲かタイムズ』として出演予定だったタレントがそのまま大雨特番に出演したが、必要だったのか疑問。災害を伝えるのであれば、タレントに頼らず内容で勝負してほしい
- このような番組の場合、タレントには、お笑いを封印して何を語らせるかの演出がもっと必要だと感じる
- 「大垣市が危険」と連呼されていたが、煽り過ぎの印象。大垣市赤坂東地区がどのようなところか、地元民としてはもう少しきめ細やかな地元情報も伝えてほしかった
- スタジオで伝える情報と、報道フロアから伝えられるニュースの違いがわかりにくかった
- 民放ゆえのコマーシャルは、このような災害特番になったときはどうなるのか
- タレントがリモート出演したことで、地域によって天候がまったく違うことがリアルに伝わった。もう少しやり取りを見せれば共感する視聴者も多かったのではないか
《放送事業者側の主な回答》
- 今回は、放送直前に大垣市の一部地域に緊急安全確保が発令され、全編を気象情報に差し替えた
- 我々も番組を振り返って検証しているが、きょうは貴重な意見や取り組むべき改善案をいただき非常に勉強になった
2. 番組種別放送時間報告
編成担当が今年の4月から9月までの第三週の番組種別放送時間について前年との比較を交え報告を行った。