番組審議会

第699回CBCテレビ番組審議会

開催日 2024年6月14日(金)
出席委員
(敬称略)
池田直樹、いとう菜のは、小倉敏秀、
久保南海子、柴野理奈子、戸苅創、中北馨介、
森朝奈、盛田淳夫
書面参加
(敬称略)
島田佳幸
放送事業者側出席 杉浦会長、水谷取締役、村瀬報道部長、
磯部プロデューサー、中野総合編成局長
議題 1. 番組審議 『チャント!』

1. 番組審議『チャント!』

放送日時 2024年5月14日(火)放送分
放送エリア CBCローカル
スタッフ プロデューサー 磯部隆 (報道部)
報道編集長 犬飼英輝 (報道部)
※報道部・情報制作部・スポーツ部の3部共同制作
出演 若狭敬一 (CBCアナウンサー) *MC
柳沢彩美、山内彩加 (CBCアナウンサー)
大石邦彦 (CBC解説委員) *アンカーマン
桜沢信司 (気象予報士・報道部)
松木友里恵 (気象予報士) ほか

《編成意図》

2019年4月から、CBCの“フラッグシップ”という位置づけで放送している『チャント!』。ことし4月の改編でMCを若狭敬一アナに交代。若狭アナの「伝え手としての技量」と「空気感」を番組内で最大限に生かし、エリア視聴者の関心事に、“ちゃんと”お応えしながら、「地元」「生中継」「調査報道」に徹底的にこだわって、地域に寄り添い続ける番組を目指しています。

《番組概要》

“もっとジモトが好きになる”をコンセプトに、若狭アナの魅力をいかし、より地元情報にこだわるコーナーを始めました。ドラゴンズ応援コーナー「マイドラ」や市町村のお得なスポットを調査する「我が町のお値打ちはコレ」です。「マイドラ」では、若狭アナの人脈や知見をいかし、野球観戦の初心者でもドラゴンズの魅力がわかる工夫を重ねています。また物価高で家計負担が大きい今、暮らしの助けになる情報は積極的に放送しています。平日の夕方、最新ニュースや天気、スポーツなどをわかりやすく伝えること、そして若狭アナと共演者との軽快なかけあいで、ポジティブになれる時間を視聴者と共有することを心がけています。

《審議委員の主なご意見》

  • 驚くほどたくさんの情報が詰め込まれていて、毎日の取材への努力を感じた
  • 食の話題やグルメネタは、夕方の時間帯にとくに興味を惹かれて良いと思う
  • MCの若狭アナは柔らかさと落ち着きがちょうどいい塩梅で、視聴者に寄り添っていると感じた
  • ぶっつけ生電話のコーナーは視聴者との交流が見えてとても良い
  • “マイドラ”のコーナーは、野球に興味が無い人でも十分に楽しめる構成でとても良い
  • 医療系の話題は、視聴者の興味関心が高いと思う。それを見て「私も」と行動に移すにあたっての、細かい情報提供はぜひ欲しい
  • 途中で全国ネットのパート(※『Nスタ』TBS制作)を挟まず、可能なら全編ローカルで押し切ってほしいとも思う
  • 全国ニュースのパートからローカルのパートに戻った時に、スタジオの受けコメントをもっと工夫すると、分断されず一体感を出せると思う
  • 取材対象のランキングを発表する際は、順位付けした根拠を併せて紹介するべきだ
  • 画面に出るサイドテロップの見出しと、ニュース本文との間に少しズレがあるようで気になった
  • ニュースは、表面的な話題を伝えるだけでなく、なぜそれを取り上げて紹介するのか、その裏にある核心にも触れて伝えてほしい
  • ニュースの報道は、多角的なとらえ方が重要。一方だけでなく多方面から見たコメントで深く掘り下げてほしい
  • 日頃からテレビの取材に対して、残念ながら威圧感があると感じる。どうか取材対象者には丁寧にあたってほしいと思う
  • 番組の視聴者に「この地域に住んでいてよかった」と思わせるような“小さな幸せ”や“共感”を大切に伝えるという役割をしっかり自覚してほしい

《放送事業者側の主な回答》

  • キャスターのコメントひと言ひと言がいかに重く、影響力が大きいのかを改めて感じた。今後さらに吟味していく
  • エリア視聴者の身近なテーマを積極的に取り上げようとしてはいるが、もう少し多角的に伝えられるよう取り組んでいきたい

Page up